No.576|お相手の感情に寄り添う
2024年8月2日 No.576
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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今日、クライアント訪問をした際に担当の課長が本音を話してくれました。
ある事業について、大事だけども後ろ向きな意思決定を行わざるをえず、その殿(しんがり)部隊のトップを務めておられます。
その中で課長も感じるところがあったんだと思います。
なかなか本音を吐露することもないんでしょう。
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さて、最近、クライアントと接するときに、IQとEQを意識しています。
IQは頭・ロジック、EQは心・感情と言い換えられますね。
両方とも大事ではありますが、最近、EQを高めることを意識しています。
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特に、私が担当する業務は長期間のプロジェクトが多いため、PMOとして関与することになります。
IQで業務を進めることは大事ですが、クライアントコミュニケーションの際はお相手の心境に寄り添うようにしています。
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例えば、クライアントが迷っているときは背中を押すようにしますし、心配しているときは大丈夫だと励まし、不安を感じているときはサポートをしっかりして安心してもらうようにします。
これをやってきているからか、クライアントの担当者の本音が以前よりも出やすくなった気がします。
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また、加えて、特に、相手の話を素直に、判断せずに聞くようにしています。
いわゆる傾聴ですね。
世間的な常識と大きくかけ離れている話であろうが、相手の話の良し悪しを判断せずにお伺いするわけですね。
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傾聴が大事と言っているコーチが傾聴ができていないことも多いです。
し、とにかく、世の中、傾聴が苦手な人が多いです。
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そう考えると、EQ的な接し方ができることは武器となるかもしれません。
私も、引き続き、お相手の感情に寄り添うのと、傾聴を無意識レベルでできるように反復していこうと思います。
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もし、クライアントとのコミュニケーションに悩んでいる人は、あなたのコミュニケーションは、EQ的な要素が不足しているかもしれません。
または、相手のことをわかろうとしていないことが相手に伝わっているのかもしれません。
いずれにせよ、人は感情の生き物であり、「感情>ロジック」であることをあらゆる物事の前提におくことはとても大事なことですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・人は感情の生き物であり、コミュニケーションにおいてIQ的な要素よりもEQ的な要素が不可欠。
・また、傾聴するときは判断・評価せずに話を聞くようにすることで相手の信頼を得ることができる。