No.719|警察24時と岡目八目
2024年12月23日 No.719
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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昨日は、来期提案の大型案件の過去提案書を見ていました。
過去提案して取れなかったのですが、提案書を書いていたマネジャーの一人が欠けたので私がその代わりに入ることになり、キャッチアップしていました。
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岡目八目と言いますが、外から見ていると、やはり気になることはたくさんあります。
提案書を見ていても、ここが足りないよなぁということはわかりますが、提案書作成側で考えると、なぜそうなっているのかがわかります。
ただ、提案で勝つためにはそうした岡目八目的な視点で物事を見ることは非常に重要です。
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昨日、テレビで年末恒例の警察密着24時的な番組がありました。
高速で車間距離を取らないバイクみたいな三輪自動車に乗った危険運転手と警察官とのやり取りが気になりました。
「車間距離が10メートルもなかったですよ。もし、前のトラックが急ブレーキかけたら、死ぬことだってあるんですよ」
「そんなん覚悟の上や。覚悟して乗ってる」
「覚悟されてても、ご家族とか仲間とかも悲しまれるでしょ」
「家族はいーひん、事故起こっても自業自得や!」
という風に運転手がぶちぎれていたのですが、確かに車間距離10メートルくらいで前がトラックで急ブレーキした場合、生身が出ている三輪自動車では死んでしまう可能性があります。
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外から見ていると、その危険性がわかるのですが、運転している本人は「今までこうしてきたから大丈夫。だって、俺今生きてるし!」とか思っているんでしょう。
この構造を引いてみると、主観と客観が一致することはなく、意識しないと主観と客観は離れているものだといえます。
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冒頭に戻りますが、現状提案書を書く前に見ているがゆえに気になるポイントが明らかですが、書き出すとわからなくなるということは、今の時点で少なくとも改善すべき事項や論点はメモっておかないと、いつの間にか主観に入ってわからなくなる、ということです。
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客観と主観の行き来は完璧にできませんが、客観的に自分を見る、つまりメタ的に自分を見ることは意識したいこと。
ただ、それが出来なければ、客観的に見れる際に見たときに気になること(論点)を事前に記録する。
上手く、客観と主観の両方を活かしたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「めんどくさければGO!」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・他者が評価するものは客観の視点が重要となるが、客観と主観を行き来するのは、難しい。
・客観と主観を行き来するためには、客観的に感じる視点を事前に記録しておくことが重要。