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No.114|はじめての競馬場

2023年4月30日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.114
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■阪神競馬場

今日、息子と二人で遊ぶことになり、今まで行ったことがないところに行こうと思いたち、阪神競馬場の子どもスペースに行ってきました。

昔、ダービースタリオンという競走馬を育成するゲームがブームになり、私も多くのシリーズをやってきましたが、競馬自体はほぼしたことがありません。

今回も、競馬目的ではなく、横のキッズスペースがすごくいい感じだと聞いたので行ってきました。
ゴールデンウィークですが、阪神競馬場ではレースが開催されておらず、キッズスペースはあまり混んでいませんでした。

競馬場自体が初めてでしたので、ものすごい大きさと整備の行き届いた施設や芝に驚きました。

キッズスペースには、ふわふわドームという子どもが飛び跳ねたりできる巨大トランポリンのようなものがありました。
これは以前の当noteでも記載しましたが、たまに設置されている自治体があります。

他の自治体とは異なり、阪神競馬場の場合、資金が潤沢なのか、コロナ対応のためでしょうが、消毒をわざわざ1日に2回行っています。

ふわふわどーむを消毒中

ものの5分ほどでしたが、10人くらいの人数で消毒作業を行う姿を見ていますと、30年以上前の日本ってこんな感じでゆったりとした運営だったんだなということを感じました。
今だと同じように消毒作業をするとしてもせいぜい2人でしょうね。
そもそも自治体では消毒作業自体を行っていませんが。

JRAは相当潤沢な資金を有しておられますので、いろんなところに職員さんがいらっしゃり、芝生の維持・ゴミ拾いなども気にされています。

■レースのない競馬場でレースを楽しむ人々

また、昨日はG1の天皇賞(春)が開催されていたことから、阪神競馬場ではレースが開催されていないものの、巨大なスクリーンでレースを見ながら馬券を購入し、楽しんでいる方が数多くいらっしゃいました。

せっかくの機会でしたので、私もほぼ初めて天皇賞(春)の馬券を購入しました。
結果的に外れましたが、初めての経験でスリリングな体験ができました。

面白いなぁと感じたのが、馬券だけ買うんだったらネットでもいいと思うわけですが、わざわざ競馬場まで来て購入されている方が多いこと。
最寄りのJRAがここ、という方も多いんでしょうが、競馬場という空間で、少しでもリアルな状況を楽しんでいるのではないかと思います。

3階から見える風景

当然馬は走っていないため、本物のレースの興奮は感じにくいものの、周りに競馬好きがそろっており、何より会場が競馬場であり、五感が刺激されるんだろうと思われます。

日本代表のサッカーをパブリックビューイングで見ている感覚に近いんでしょう。

■体験がポイントに

今、メタバースへの期待がかなりしぼんでいるようです。
ガートナーの発表の技術のパイプサイクルというものでも10年以上は必要となっています。

メタバースは主流になるまであと10年ほどかかる

メタバースの世界で歩き回るような状況はまだだいぶ先でしょう。
おそらく今回のchatGPTのような革新的な技術がメタバースでも登場するまでは主流にはならないかと思われます。

一方でコロナ禍も落ち着き、体験がポイントになると言われています。

競馬場の状況を見ると、五感を刺激する体験のヒントが転がっているような気がしました。

ゆるいコミュニティ、仲間・連帯意識、熱気、一緒の目的、緊張感、このあたりがキーワードかもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も、「わからないからすべてやる」「せずにはいられない」「それは現状維持バイアスではないか?」を自問自答し、変化変容を目指します!

●本日のまとめ

  • 競馬場では、ライブ”感”を楽しむ方がいらっしゃるが、パブリックビューイングのような感覚なのかもしれない。

  • 体験をキーワードとして考えると、レースのない日に競馬場に来る人のニーズから体験に求められる要素を分析してみるのも面白い。

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