![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170819170/rectangle_large_type_2_03318961daf9afcb65c5b0aae7d82532.png?width=1200)
No.747|地方では、人手不足で退出する企業が続出する
2025年1月20日 No.747
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
ーーーーー
■
最近、読んだ本で「ほんとうの日本経済」という本があります。
地方自治体の支援をする中で、日本の将来がどうなるかが明確に書かれていると感じます。
■
結論的にいえば、バズワードではありますが、生産性向上がカギになります。
人手不足が加速化するのはデータ的にもほぼ間違いなく、特に地方ほど人手不足への対応が求められる、というものです。
■
実感として、私も普段の業務で感じていることが書かれていますが、それらが細かいデータで裏付けされています。
つまり、地方企業は人手不足で事業が立ち行かなくなるということです。
■
そして、ここからは予想ですが、産業界は外国人労働者の受け入れをさらに強く政府に求めることになるでしょう。
今まで人で対応していたものに対して、一気に人手を使わないようにする、といったことは現実問題として難しい。
■
その結果、日本人が急速に減少する中で、外国人労働者がどんどん増加するまち、が全国にぽつぽつ出てくるでしょう。
おそらく10年後には、いくつかの地方都市ではそれが当然のようになっていると思われます。
■
人口自体は増えるし、雇用面ではどうにか対応できつつも、需要に対しては大きくプラスの影響は生じないのではないか、と予想しています。
外国人労働者に向けた経済が存在するようになるものの、日本人でそれに対応できる人が少なく、そのまちに住む日本人にとって、経済の需要面でプラスになるようなことは少ないでしょう。
■
結果として、外国人労働者がどんどん増えたものの、住みにくさというものが大きく出てくるかと思われます。
それが嫌になった日本人の若者はさらに東京などの都市部に行きますから、より地方都市から人口減少が進むのは目に見えています。
■
将来の予想はなかなか難しいですが、人口についてはかなり確度が高く、上述の本で言われているほかの統計データを見ても、流れは大きく変わりそうにありません。
マクロデータから将来について考えることは、長期的な目線に立つためにはとても大事なことだと思います。
■
今後の日本がどのようになっていくか、について知りたい方はぜひ手に取ってお読みください。
新書のため読みづらいですが、飛ばし読みするだけでも現状の実態が良くわかります。
■
また、一応、私も本業で、中小企業の生産性向上に向けたデジタルツールの導入の伴走支援等も行っています。
もし、何らかお困りごとやご相談があればお気軽にお声がけください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「当事者になる」「天才ムーブを避ける」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・地方都市において、人口減少が進むのは明らかだが、それに応じて、今後ますます人手不足が加速する。
・そのため、外国人労働者を受け入れるための要望が強くなり、まちの姿は大きく変わってしまうことが予想される。
・地方企業は人手不足でも対応できるように、急ぎ生産性向上を果たす必要がある。