No.38|最初のページから全部読めばいいってもんじゃない
2023年2月13日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.38
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
ーーーーー
■読書チャレンジでわかった思い込み
先日、当noteでも書きましたが、4月下旬までに169冊を読了するチャレンジを行うことを書きました。
今日、会社の後輩と話をしてて、どういった本の読み方をしているかを尋ねてみました。
ビジネス書は本に書き込みをしながら読んで、読了後は書き込みをしたところを中心に1週間ほど毎日仕事前に見直し、覚えたと思ったらその本は本棚に戻す
学術書などは、自分の知りたいところだけ読んで、辞書的に使う
とのこと。
すごく仕事ができる後輩なので、彼の当たり前の基準の高さに驚きましたし、きちんと自分なりの読み方を確立しているのはすごいなと、感じました。
さて、本日でチャレンジ3日目です。
そこで見えてきた課題として、速読しようとしているのですが、なかなかできません。
1冊の目標は30分ですが、どうしても50分くらいかかっています。
どうしても読み飛ばせないんですよね。
その理由を考えてみると、大体以下の3つに集約されそうです。
本は最初から読み進めるもの
飛ばしたところに大事なことが書いてあったらどうする?
短時間で読み終わったらもったいない
ということが内的言語として回っていました。
この思い込みをどうにかしないことには、速読はできそうにありません。
そのため、以下のように上書き中です。
本は最初から読み進めるもの。
→目的に沿った大事なところを読んだらいい。読んでおいた方が良いは、読んでおかなくても良い。もし、飛ばしたところに大事なことが書いてあったらどうする?
→世の中に大事なものはほとんどない。本を読むときは「だろう運転」、車に乗るときは「かもしれない運転」。短時間で読み終わったらもったいない
→何日もかけて、だらだら読んでもどうせ忘れる。2時間かけてカレーを食べても、20分でカレーを食べても栄養的には一緒。
※楽しむための読書は除く
■当初の目的に加え、一石二鳥・一石三鳥を狙う
当初このチャレンジを開始したのは、「家で積読になっていて、集中力を阻害し、ノイズを引き起こしている本を一掃すること」を目的に開始しました。
ただ、上述したような課題感が出てきましたので、この目的に加え、
「大事な部分が抽出できればよく、行動につなげることこそが読書」という価値観に上書きする
チャレンジ後も1日1冊を読書習慣化することを目指す
を設定しようと思います。
こうした取組は得てして、やることだけが目的になってしまいがちですが、一石二丁、三丁を狙っていきながら、効果を高めたいと思います。
一方で、あまり根を詰めすぎてやってしまうと、気持ち的にしんどくなってしまったり、何らかのトラブルが生じた場合に中断してしまい、続ける気持ちがポキっと折れてしまうこともあります。
易きに流れがちな自分に対して、いかにやる気を抱かせながら、自然体で無理をさせずにやらせ続けることができるか、と冷静に状況を見ながらチャレンジしていきます。
「目的は何か。その手法は目的に沿ったやり方か?」
「やり方を変えたくないという理由だったり、昔からの前例だからという理由だけで、同じやり方を続けていないか」
といったことを定期的に見直し・考えることは大事ですね。
明日も、わからないからやってみる、渦を巻く、めんどくさいからやる、でいきます!
●本日のまとめ
読書の目的として、単に最初から最後まで読むことに意味はなく、あくまでも行動につなげているかどうかを自らに問うことが重要である。
読んだ気になり、本来の目的から離れてしまっていれば本末転倒だから。
ただし、自分自身をメタ的に見ながら、意気込み過ぎてパニックゾーンになってしまわないよう、うまく扱う必要がある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?