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No.715|焼き鳥屋の職人の大将

2024年12月19日 No.715 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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昨日は、遠方出張。

出張先の名物である「焼き鳥」を食べるために、ある焼き鳥屋に行きました。


行く前から、職人肌の大将がいるということは食べログで見ていましたが、このエリアの他の焼き鳥屋にも特徴的な大将がいたため、それほどだろうと思っていきました。

また、1人だったため、食事しながら動画を見ようと思っていたのですが、店前に来てその思惑は見事に外れました。

「スマホ・パソコン・読書とかはするな」という書き方をされているPOPが貼られています。


入口の戸を引くと、目の前に見えた60代くらいの恰幅が良い、圧の強そうな大将からカウンター席座るように促されました。

席に座っても、大将が目の前にいて、大将から監視されている感覚。

「あ、これ絶対にスマホ見れへんやつや」


客単価3,000円くらいですが、大将の威圧感が半端ない。

10,000円を超えるのであれば、そういう大将もいらっしゃるでしょうが、この単価でいらっしゃることは初めての経験でした。

メニューが酒を入れてもそもそも20種類ほどしかないのですが、私は唐揚げ好きのため、唐揚げを注文すると、「唐揚げはやめとけ」と唐揚げの注文は止められ、「手羽先にしとけ」という指示があり、それに従いましたw
※口調は大将に言われたそのままです


手羽先を頼んで、箸で食べようとしましたが、「手でこうやって食べぇ」って怒られました。

「お前、酒飲まんのか」と尋ねられたのですが、前日に飲みすぎたため、生ビール1杯だけだったんですが、それを叱られましたw


緊張感が半端なく、ここ数年で初めて飲食店でスマホを一度も開かずに食事をしました。

大将にはいつまでも頑張ってほしいとは思いますが、私1人ではきっと再訪はしないだろうなと思います。


焼き鳥は、大変おいしかったのですが、いかんせん雰囲気がいづらい。

「昔はよかったけど、みんな高齢化でおらんようになったわ」ということでしたが、今の若い子は常連にならないだろうな、と思ってみていました。


「おいしくて安いが、頑固おやじのいる緊張感のある焼き鳥屋」VS「なんでも好きに食べられる気軽な雰囲気のチェーン居酒屋」

で考えると、後者を希望する人が多くなっているのかもしれません。


大将が60代なので、若い子からすれば怒られている感覚なんだろうと思われます。

ちょっとした注意がパワハラといわれる世の中で、奥さんとみられる方に怒鳴っている姿を見ると、なかなか足が向かないのもおかしくないですよね。


ザ昭和のお店を見ることで、その対比で今の我々世代が何を望んでいるか、ニーズを知ることができました。

当たり前ではありますが、知らない土地で知らない店に飛び込むのはやはり面白いですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「めんどくさければGO!」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・何かが変化するのは、それなりの原因を含んでいるもの。
・知らない土地で知らない店に行くことで、面白い出会いがあったりする。

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