MacとWindowsのバックアップはNAS + FreeFileSyncを使っている
データのバックアップは面倒臭いけれど、やっていないといざという時にとても後悔する。まぁ保険のようなものだ。
ただ本当に面倒臭いので、できれば自動化、あるいは自動化とまではいかなくても半自動化くらいはしたいものでもある。というか面倒臭さを解消しないと続かない。
今は色々あって、FreeFileSyncというフリーソフトを思い出した時に実行してNASにバックアップを取る、くらいの運用になっている。なんとなく、自分のプライベートPC環境におけるバックアップの軌跡について書いてみる。
バックアップ遍歴
僕のバックアップ遍歴を見てみると、自分のPCを持ち始めた頃はせいぜい大事なデータを外付けハードディスクに入れておくくらいだったと思う。で、その後に多少ものを覚えてからは、どうやらrsyncを使ってバックアップをしていたらしい。それをTimeMachineに全面切り替えしたことを2015年の記事で書いている。
が、NASをTimeMachineサーバにすると不安定とか、ローカル接続の外付けハードディスクなら安定するがうるさいし、できればNASでバックアップしたいとかあって、1年くらいすると結局rsyncに戻ったようだ。
その後は、バックアップとしては結局NAS + rsyncを使っていた。しかし前述のとおりNASの接続はMacだとちょくちょく切れるので、自動化しづらい面があった。せっかくrsyncを使うなら自動化までさせないとありがたみないよなぁと思いつつ、それが面倒だった。そりゃちゃんとやればちゃんとやれるだろうけど、ちゃんとやる気にならなかった。
Dropboxの有料会員なので、2TBまではクラウド保存できることもあり、一時期はもうバックアップそれでいんじゃね?と思ったが、本当に保存したいファイルを2TBまで削減することができず、結局頓挫した。それにまぁ、クラウドは垢BANもあるから怖いしね……。Dropboxはあまり変な話は聞かないけれど、意味不明なBANをされたという記事は見たことがある。
GUIがよかった
結局、NASへのバックアップは続けざるを得ない。めんどくさい。自動化すれば良いが、自動化自体の手間がかかるし、運用していればなんだかんだでトラブルも起きそうだ。
色々考えて、まぁたまに手動バックアップでいいかと、いつもの結論に立ち戻る。ま、家のPCだし。仕事のデータもあるけれど、本当に重要なソースコードなどのデータはさすがにクラウドにある。クラウドが真なので、ローカルが死んでも問題ない。
ということで、回数が少ないのであれば、rsyncのようなコマンドツールよりも、GUIのツールが良いなと思うようになった。rsyncなんだかんだでトラブルも多いんだよな。それに、Windowsでも使いたかったし。
で、結果的に選ばれたのがFreeFileSync。GUIで操作できて、Windows版もLinux版もMac版も揃っている。
FreeFileSync: Open Source File Synchronization & Backup Software
まぁだいたい一週間に一回くらいの割合で、思い出した時にバックアップしている。これまでやけに自動化にこだわって色々苦労したが、別にこの程度でよかったなと、PC使って15年以上して思うのであった。
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