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楽天市場に帰ってきたAmazonユーザの話

ネットショッピングについては、もうずっと長いことAmazonばかり使っていた。まぁ高価なガジェットを買う時はkakaku.comを見るが、そうでもなければたいていAmazonでポチっていた。たまに気が向いて楽天とかYahooとか見ると、同じような商品がずらずら並ぶ割にAmazonと比べて安いというわけでもなく、疲れるだけに思えた。っていうか疲れた。

それで長いことAmazonユーザだったのだが、最近再び楽天を使うようになってきた。

楽天市場に疲れた理由

元々、楽天市場を使わなくなった大きな理由の一つはポイントに疲れたことだ。特に期間限定ポイント、だいたいこいつのせい。ポイントの期限が短いと、「期限内に使えないとその損失に血を吐いて死ぬだろう」という無駄なプレッシャーがある。あとお買い物マラソンとかポイントに頭使わせるのもやめてくれ。そしてエントリー忘れも損失で寿命が縮む。そもそも恒常的にポイントが付くのは、値引きと比較すれば「前払いしている」状態と同じだ(お前のことだぞヨドバシ)。

あともう一つは、楽天市場の検索結果のカオスぶり。同じ商品がずらっと並んでいるのを見て、「どれ買ったらええねん」と疲れ果てた。どの店も似たような価格だし、レビューもなんかよくわからん。それだったらもうAmazonでええわ。

Amazonにも疲れてきた

まぁAmazonは便利だったよね。同じ商品がずらずら並んでいることはないし、値段が最安とは限らないものの、まぁまぁ安い。最安のこともよくある。

しかし、最近……でもなく、割と前から、謎の中華製品が立ち並ぶようになってきた。「どこの誰が作ったのかよく分からない」「まぁ中華だけど」「レビューも怪しい」「ってサクラそのもの」「レビューをしていただけた尊敬するお客様にもう一品プレゼント!」という商品が増えすぎた。世の中にはサクラチェッカーという優れたサービスもあるが、最近はサクラチェックするとジャンル全体が壊滅することもままある。サクラしかない(まぁでもこれは事業者としてはとても気持ちがわかる……そうしないと商売の入り口に立てないんだろう)。

さらに、Amazonも結局ポイント制度を導入してきた。しかも期間限定ポイントまで出てきた。だから期間限定ポイントで僕の寿命を縮めようとするのはやめろ。死んだらどうする。

そしてAmazonは楽天になった。

三木谷キャンペーンで釣られて

そんな中で、半年ばかり前、俺たちの三木谷キャンペーンに釣られて14000ポイントばかり乞食した。まぁ楽天モバイルとかいうクソ回線を余儀なくされることになるが、デュアルSIMでauもあるし、楽天回線も別に使えないほどではない(でも近所のスーパーで繋がらなくなるのはつらい。繋がらないのに謎に電波たってるから、デュアルSIMの切り替わりもない。嘘つくのやめてくれませんか……)。

ポイントを使うために久々に楽天市場を開いてみたところ、ポイント還元を加味すると、Amazonより安くなる商品が思ったより多かった。具体的にはプロテインとかそうだ。たとえばグロングのプロテインが20倍還元されるんだが、これはAmazonのセール時より、また公式よりもまぁまぁお安くなる。やるやん。

まぁ見づらさは相変わらずなんだけど。

このカオスなついわ。

この手のフィットネスとかプチガジェットとか食品系はAmazonのほうも商品が荒れがちなので、楽天だろうがAmazonだろうがもう変わらないんだ。そういうジャンルが増えた。

私は帰ってきた、かもしれない

まぁAmazonの劣化がさすがに無視できなくなってきたのと、楽天もええとこあるかな、とぼちぼち再評価をした結果、なんかまた楽天に帰ってきつつある感じだ。Amazonはなんといっても中華の席巻がねぇ。まぁ楽天もそうなんだけどさ、まぁ楽天は元々カオスだったから……。

どっちもカオスで、ポイントを加味すると割と無視できないレベルで楽天市場のほうが安いので、まぁまた楽天を使っている、という。期間限定ポイントにより死の危機が迫るのはあるんだが、もうそれAmazonでも一緒だしなぁ。

ということで、最近はなんだかまた楽天市場を使うようになってきた。Amazonしっかりしてくれ。

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