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給食の時間に流れる米津玄師②

「ママ~」
「なぁに~」

中学校から帰宅した娘が話しかけてきた。

「給食の時間に米津玄師が…」「おまえもか。」

私が「おまえもか。」と言ってしまったのには理由がある。
先月小学生ズからも「給食の時間によねづの歌が流れた」との報告を受けていたからである。(※私が米津さんファンなので教えてくれたのです)

「いいなぁー!何ていう曲が流れたの?」
「パンケーキと…ナンチャラ?」
「ぱんけーき。」
「うん。確実にパンケーキが入ってた」

米津玄師がパンケーキの歌をうたっているの??えっ…知らない…米津とパンケーキの組み合わせ想像つかん…どれどれ…

というわけで検索したら出てきました。
『クランベリーとパンケーキ』

声が若い!気だるげでフワフワした曲調。
歌詞も、物騒&可愛いの間をゆらゆら~っと漂っている。

ヒッピヒッピシェイク
ダンディダンディドンで
クランベリーのジャムでも作ろうね
パンケーキと一緒に食べようね
ほら丁寧に切り分けて

『クランベリーとパンケーキ』より

クッッッ……!食べるよ。たとえ吐いても全部食べるよォ!!

そしてこの曲は、2018年に発表されて以来 米津玄師の代表曲とも言える『Lemon』のカップリング曲であることが判明した。

ちなみに、かの有名な『Lemon』はこちら↓

というか、Lemonじゃなくてパンケーキのほうを流すとは。今回の放送委員、

相当な手練れとお見受けする。


これはコアなファンの仕業でしょ?え?違う??ちがったらごめんね。

この曲が発売されたのは今から6年前。現在中学生の子が、小学校低学年(小2くらい)のときである。低学年では自力でカップリング曲にたどり着けないはず。
よって、これは保護者もしくは周りの大人が米津ファンと推測される。
もしくは該当の子が成長してどこかのタイミングで米津曲にハマり、片っ端から曲を聴いているのかもしれない。

いや、選曲の経緯や理由については無限に考えられるんだけど、私の中ではこの2択で決まりである。むしろそうであって欲しい。頼むそうであってくれ。(願望)

町内にコアな米津ファンがいる。


道ですれ違ったあの人やこの人は、もしかしたら同志かもしれない。そんな妄想が私の胸を踊らせるのだ。
校内放送によって米津玄師のカップリング曲を布教せんとするその心意気、良し。放送委員の見知らぬ誰かさん グッジョブ。何だか幸せな気持ちになりました。

娘よ、教えてくれてありがとう。
とっても嬉しかった。ありがとう。🥞🍴

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