ブスでもなければ、とびりき可愛くもない女あるある。
私はブスでもないけど、とびきり可愛くもない。
小中学校の時、
ブスな子は何かやらかした時には「ブスのくせに」とか「ブスだから」とか
わかりやすく顔を批判された。
可愛い子は、
ほかのクラスでも「3組の●●ちゃんって可愛くない？」と評判だったり、
「▲▲君に告白されたらしい」と噂されていた。
可愛い子は、
やらかした時には、「服がダサい」だの「ぶりっ子」だの顔以外の部分を批判されてた。
クラスメイトの噂を聞いて
「ブス」と「可愛い」のランクを覚えていった。
私はだいたい「中の下」。
少人数グループでは「私は中の上かな？」
自分の中でこっそり順位をつけた。
まぁ、周りと比べて可愛くなりたいだの、モテたいだの思ってる女って、そもそも、しょーもない心の持ち主なんだけどね。
友達の前では平静を装っていても、実際は自信がなくて、周りと比べて落ち込んだり、ちょっと喜んだり…
いつも心は揺れていた。
このnoteを読んでいる子も
もっと可愛くなるためにメイクを研究したり、モテる方法をSNSで勉強しているんじゃないかな？
最強な女
周りからモテはやされるくらいの美人で、さらに性格も良くて、性格が良くて、いつもキラキラ笑顔がかわいい女。
だけど、世の中、そんな完璧な女見た事ない。
いたとしたら漫画の中の主人公。
現実は
ブスでもないけど、とびきり可愛くもないのに、
なぜか自己肯定感があって、周りに気を配れる女。
心の中で上とか下とか順位なんか付けずに、ただ純粋に生きてる。
女にも男にも愛されるし、それを当然と受け入れてて嫌味がない。
モテメイクもモテる方法も考えた事ないし、自己啓発本なんか手にしたこともない。
自己肯定感が備わっていて、心が最強だから、いつもキレイなオーラに包まれている。
これがリアルな世界の最強な女。
多分。
こんな文章を書いてる自己肯定感の低い私には、勝ち目などない。
そもそも最強な女は、勝つとか負けるとかそんな次元に生きてないから同じ土俵にも立てない。
自己肯定感が低い原因
私の場合。小さな頃から自信がない子だった。
歌のコンテストに出るのも途中で自信がなくなって断念したのを覚えている。
"毒親に育てられたとか、否定されて育った子は自己肯定感が低い"とよく聞くけど、うちはまずまず普通の家庭で愛情深く育った。
大人になって気づいたのは
母は「〇〇さんは結婚して幸せ」「〇〇さんは離婚して不幸」と他人を評価する人だった。
もしかしたらそこに原因があるのかもしれない。
そんな些細な事で自己肯定感が下がるのかはわからないけど。
小さな頃から人と比べていた気がする。
整形してコンプレックス解消してみた。
私は自分の顔が好きじゃなかった。
30歳を超えてから、顔にメスを入れた。
人から気付かれない程度に。(他note参照)
「整形なんてしたら、顔が変になる」
母親もそう言ってたし、
整形したと公表している人たちはみんな不自然に見えた。
整形なんてするもんじゃないと思っていた。
でも、ずっと興味があった。
顔を変えて明るく生きている人たちは自分よりも特別で、キラキラして見えた。
私は自分を愛せず、勇気のある人たちに嫉妬していた。
YouTubeで整形動画を見るようになった。
憧れや嫉妬、希望と恐怖。
色んな感情で見ていた。
興味があるけど怖いしな…
そんな風に思っていた時
「やらなきゃよかった整形はあるけど、
整形して人生変わった。
悩んでるなら早くやったほうがいい」
この言葉が私の心を動かした。
コンプレックスを解消した。その後の人生。
仕上がりには満足していた。
ただ人生はそんなに変わらなかったし、最強な女にはなれなかった。
もっと自信がついて性格も変わるのかと思っていた。
初整形から2年。
毎朝鏡を見るたびに
「あーブスだな。」
昔呟いていた自分への悪口がなくなっていった。
鏡を見て自分を否定しなくなった。
だんだん気持ちが明るくなった。
少し人生は変わった気がする。
ブスでもないけど、とびきり可愛くもない女たちへ…
落ち込まないで。
世の中の大半はブスでもなければ、とびきり可愛くもない女だらけだ。
大きな差は「心」
心の差を埋めたいなら、そこから抜け出すために医療の力を借りるのも手。
だけど顔が変わっても心は変えられない。
とびきり可愛いのに自殺する子がいる。
自分を愛せない究極。
自分をよく理解して、向きあって行かないとゴールを見失う。
私が朝起きて
橋本環奈ちゃんの顔になっても、そこまで性格は変わらないと思う。
自分のことだから、気がついたら世界の美人と比べてしまう気がする。
ぶっちゃけ、ブスだろうが、デブだろうが、自分を愛することができる女が一番幸せなんだよな…
そんな事考えながら、今日もTwitterで整形情報を眺めている。