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「よかったこと」として思い浮かんだ最悪の出来事



ただのスケジュール帳ではなく、
ワークブックのような手帳

ストレングス手帳


松村亜里さんの
https://lifebalanceny.org

ストレングス手帳を書き始めた。
https://lifebalanceny.org/1895


その中で、過去を振り返る問いがあり、
自分にとってプラスにはたらいたこととして、まず閃いたのが、

「歯の神経の治療 (しかも前歯)」 !


歯の模型のコピー

だった。
実際には心身ともにダメージが大きくて、二度とまっぴらごめんな体験である。
3rdオピニオンまで視野に入れ、色々な選択を天秤にかけて
迷いに迷って治療をした。

それがどうしてポジティブな例として真っ先に思いついたのか。


自分で納得した選択であったから。

選択のコピー


自分はどうしたいのか、それは他人軸(人にこう思われるから、誰それの顔を立てるため云々)でなく、自分の本心からの選択なのか、
常に自問自答して得た結果だったから。


治療については素人なので、当然知識はない。
歯科医師の説明を受けて調べたにせよ、(まず不可能だが)実際
何通りもの治療を受けて経過をみないと、どれが正しいのか
分からない、非常に不安な選択である。


上顎が熱を持って脈打つ感じになり、頬がどんどん腫れてくる
のが始まりだった。
何科を受診すれば良いのか分からない。

選択1
夜だったので、一晩放置しても良いものか?
この時勢、熱のある症状で診察してもらえるのか?
(これは選択というより、あれこれ問い合わせる気力がなかった)
眠れぬ夜を過ごし、翌朝電話の病院紹介サービスに相談して
口腔外科を案内される。


選択2
かかりつけのクリニックに行きたいが、遠いし予約が必要である
一刻も早く治療を受けたいので、近所のクリニックを選択し
駆け込み診断を受ける。

丁寧な説明を受けるが、馴染みのないクリニックなので
リラックスできない。
治療は後日になるとのこと
選択3
それならば、かかりつけのクリニックを受診しよう
選択4
かかりつけのクリニックで診察と丁寧な説明を受け、根幹治療の専門医の治療を選択する。
理屈でなく、このクリニックだとリラックスできる。
専門医はそのクリニックでは週一回の勤務なので、約10日後の
予約となる。
保険診療ではない治療で、ある意味選択でもあるけれど、これはもう迷いなく決定。

予約日を目前に控え、知人から、極力神経を抜かない治療法の
クリニックを紹介される。

ここでかなり動揺して迷ってしまった。

選択5
できれば神経は抜きたくない。
でも、紹介されたクリニックの治療法でも抜くことになる
可能性はある。
そこのクリニックを受診する選択をすると、かかりつけの
クリニックをキャンセルしたり、他の予定も調整しなければ
ならない。

紹介されたクリニックで治療を受けることになると、新しく
(私の心の中の)信頼関係を築かなくてはならない。当然さらに
治療が後に延びる。


う〜〜〜〜〜〜ん

私の気持ちとしては、

予約したクリニックで治療を受けたい!


でも神経は一本しかないし、再生できない。
手間や時間や義理を犠牲にしても最善と思われる選択をするべきではいなのか…?


そこで、予約しているクリニックに、紹介されたクリニックの
治療法を扱っているか問い合わせたら、名称は違うけれど、
同じような治療法をすることがわかった。
この時の安堵感。

選択5

「かかりつけのクリニックで治療を受けられる」

という大義名分ができた。
ここで選択することを終了! というのもついでの選択。

歯科のコピー

私の本心はこのクリニックで治療を受けたかったのだ。




私の選択基準は、後で

「あの時こうしていたら…」
「やはりあちらの方が…」
「〇〇さんが言ったから…」


などとグズグズ思わないかどうかということ。
もちろんその選択は、最善でない可能性もある。
その時に

「まっ、いいか」
「あの時はあれがベストな選択だった」


と納得できるかということ。

選択のコピー

結局神経を取ることとなり、神経のない前歯は弱っていくだろうし、変色もするだろう。
本当に気の重いことであるが、
とにかく、この

迷い
選択
納得

この経緯だけは清々しく私の記憶に残ったことであるよ。


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