めぐろ街歩きvol.2-1
ご覧いただきありがとうございます。
東京文化財ウィーク開催中ということで
去年目黒区内を街歩きした記録です。
今回は2回目の様子。
1回目はこちら。
今回のコース
街歩きガイドの友人が作ってくれたコース。
目黒駅からお寺などを回って
目黒駅に戻ってきます。
行人坂
まずは目黒駅を出て行人坂へ。
寛永のころ
出羽三山の一つ湯殿山の修験僧たちが
坂の途中にお堂を建てて修行に励み
彼らを「行人」と呼んだことから
この名がつきました。
かなりの急坂です。
江戸時代には坂の上から
富士山も見えたそうです。
実はこの写真にも
遠くに富士山が写っています。
この坂の右手には
ホリプロもあったりします。
大圓寺
坂の途中に作ったお堂というのが大圓寺。
本堂には
木造釈迦如来立像(国指定重要文化財)
があります。
文化財ウィークにはこの像が特別公開になります。
境内には
1772年の目黒行人坂大火の慰霊のために
造られたといわれる
大圓寺石仏群(都指定有形文化財)が
残されています。
大火は当時の大圓寺から出火し
江戸の3分の1を焼き
多くの死者が出たそうです。
目黒から北千住まで燃え広がり
その延焼距離の長さから
江戸の三大大火の一つとされています。
この石仏群の中には
聖母マリアを連想させるような女性や
十字架のついた杖をもった羅漢像も
あるそうです。
隠れキリシタンの痕跡でしょうか?
その他にも
開運招福大黒天が安置されています。
ホテル雅叙園東京
行人坂を下っていくと
ホテル雅叙園東京です。
気軽に入れる日本料亭として建てられました。
訪れた人が
料理の味だけでなく目でも楽しめるようにと
館内は壁画や天井画、彫刻などで装飾され
「昭和の竜宮城」と呼ばれていたそうです。
現在もその伝統を受け継ぎ
コンセプトは
「日本美のミュージアムホテル」
なんだそう。
雅叙園といえばトイレ。
ここトイレの中です。
美しい中庭には滝もあったりします。
百段階段が有名ですが
公開時間前だったので
今回は見ることができませんでした。
雅叙園を出ると太鼓橋があります。
広重の作品
江戸名所百景・目黒太鼓橋夕日の岡
に描かれています。
橋のたもとには椎の木があり
浮世絵に描かれた木そのものらしいです。
この先もずっと
ここで元気に立っていてほしいですね。
橋を渡って蟠龍寺に向かいます。
蟠龍寺
蟠龍寺にいく前に
小腹が空いたのでおやつタイム。
山手通り沿いにある大久保だんご。
豆大福を美味しくいただきました。
蟠龍寺に向かいます。
行った時は本堂の改修中でした。
当時はnoteに記録を残そうとか
思っていなかったので
写真を全然撮っていなくて。
写真が少なくて残念です。
ここ蟠龍寺の奥に安置されているのは
山手七福神の弁財天。
芸術・芸能関係者の信奉が厚く
境内には音楽スタジオが設置されている
珍しい寺院です。
次は五百羅漢寺へ向かいます。
続きは次回。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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