『ビジネスの未来』山口周
山口さんと言えば、ビジネスにアートや哲学を持ってくる方、というイメージですが、やっぱり「両方の言葉づかい」という点で気になります。
縦軸と横軸に、問題の難易度(どれだけ資源投入しなきゃいけないか)と、問題の普遍性(市場の大きさ)をおくと、これまでのビジネスの領域は、問題の難易度(投資)が低くて、普遍性(市場)が大きい経済合理性限界曲線の内側にあったが、「いや、なんとかしなきゃ」という福祉的・人間的衝動(アニマルスピリット」でもって、この曲線を外側に押し出し、北欧型の社会民主