032 読書 綿矢りさ『私をくいとめて』
前回の投稿で宣言したとおり、中村文則の『A』を近所の図書館で借りるついでに、箸休め的に借りた綿矢りさの『私をくいとめて』。
綿矢さんの本、毎回女子のイタいところをえぐり出してくるのがクセになって好きなのだけど、今回は正直微妙だったかなあ。
お話としてはつまらなくはない(1日で読んじゃった)のだけれど、綿矢さんに勝手に期待していた、「そ、そんなこと言わないでよお!」みたいなのはなかったのでちょっと残念。
私的には、『勝手に震えてろ』のほうが断然おすすめです。
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ちょっとだけ日記も。
さいたまのK-1実施の件で、なんだかいっきにコロナが怖くなってきてしまった。
国によって状況や対応が異なるのは分かっているのだけれど、海外の状況をニュースで追ったり実際に住んでいる友人から話を聞いたりしているとあまりに違って、日本大丈夫なのか・・・とかなり心配に。
それもこれも、妊娠しているからなのだけど。
正産期に入るので、過敏になっているのかもしれない。
自分勝手だけれど、怖いものは怖いんだよなあ。自分の身は自分でないと守れないものなあ、などと考え込んでしまう。
入院時に必要なもの、出産後に必要になるものをそわそわと再確認。
生まれてからでいいかな、薬局行けばすぐ買えるし、なんて思って買っていなかったものが多数あったけれど、何があるか分からないのでやっぱり一通りは揃えておくことにした。
週末は夫も実家に来てくれて、久しぶりにゆっくりいっしょに過ごせてよかった。
近所をお散歩しながら、桜をみたりできたし。
こういう穏やかな日々が、続いていくように、ほんとうに祈るしかできない。