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"いい"教育ってなんだろう
中高生の教育旅行の受入で感じたこと。
"いい"教育ってなんだろう。
人によっても違う、
タイミングによっても違う、
答えの出ない問い。
ひとつだけはっきりしたのは、
わたしが如何に恵まれた環境で、
両親に見守られながら、
刺激あるライバルや友人たちと一緒に
学生生活を送れたということ。
幼稚園で男の子が苦手になってしまったわたしにとって、
小中高と女子校の一貫校に行けたことは、
守られた環境で、自意識を育む、これ以上ない心地よい環境だった。
学校だけではなく、
カナダ バンクーバーやアメリカ シアトルに長期間単身でいかせてくれて、
学校だけでない世界の存在を教えてくれた両親にも感謝だ。
学校に居場所がない、と感じる時期にも、
そういった「日本だけでない世界」の存在があるだけで救われた。
「わたしは特別」という、どこに曝け出したらいいかわからない自尊心を保つ一助にもなってくれた。
いい教育とは、
周りに大人の存在が居なくなったとき、
独りで生きていける力を身につけることなのかもしれない。
いや、周りに頼れる大人がいなくなったときに、それでも頼れる人を見つけ出して、
素直に助けを求められる力を身につけることなのかも。
わたしは、いま色んな人に支えられている。
かと言って、その人たちに依存しないように努力している。
そんな塩梅を、自分で見極められる力が、
いまの現代にこそ、重要なことで、
学生のうちに身に着けておいたほうが良いことなのかもしれない。