日本一時帰国・指定施設隔離記録①
年末年始に一週間だけ東京で家族と暮らすことにしたのですが、飛行機のチケットを購入した後でオミクロン株が登場。上司の理解もあり、東京で指定施設で6日間隔離+東京の自宅で7泊+韓国帰国後10日隔離、の日程で日本行きを強行させてもらうことになりました。指定施設での隔離については公式の手引きなども見当たらなかったため、こちらに記録を残しておきます。
▼出発前
出発前の準備は主に以下の2点です。
・外国人用ポータル「ハイコリア」https://www.hikorea.go.kr/mobile/mMain.ptで再入国許可を取る
・病院でPCR検査を行い、陰性証明書をもらう。書式は外務省HP(https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html)から印刷して病院に提出。費用は12万ウォンほどでした。日本よりずっと安い。
▼出発当日(12月22日)
午前11時出発便で、1時間半前に空港到着。割とギリギリですが、利用客も少ないのでチェックイン・手荷物カウンターの手続きもスムーズでした。搭乗手続き後、機内に入る前に飲み物を買っておきました。この後、午後7時に隔離施設に到着するまで、飲み物を買うチャンスはあまりないかと思います。
出発前の機内。搭乗率は4割程度でしょうか。
出発時にペットボトルの水を1本配られ、機内食後のコーヒーなどのサービスはありませんでした。ビールも出ません。「接触を最小限にするためだ」と言われました。
午後1時過ぎ、成田到着。ここからPCR検査です。
順番を待つ間、買っておいたペットボトルのコーヒーを一口飲んだのですが、検査の際に「30分以内に水や食べ物を口にした人は唾液検査ができない」と言われてしまいました。先に言ってくれればいいのに、と思いつつ、韓国でお馴染みの鼻咽頭検査に移動。一瞬ではありますが、何度やってもこの不快感には慣れません。
その後、隔離期間中の健康状態報告アプリ「MY SOS」の使い方の説明などを受けるまで、到着からの所要時間は30分程度。混乱などもありません。しかし、ここから検査結果待ちで、ただ座って待つ時間が2時間弱ありました。
陰性結果と合わせて、隔離施設が埼玉・和光の国立保健医療科学院であることも伝えられました。成田空港到着の場合、中部国際空港周辺や東北などに飛ばされるという話も報じられていたため不安でしたが、近くてほっとしました。移動バスに乗り込むまで行き先を明かされないとも聞いていたので、やや拍子抜けしました。
午後4時20分にバスが出発し、渋滞などもあって到着は午後7時前になりました。施設内の様子は次の記事に書きたいと思います。