【274/1096】まだまだ続く　半分も進んでいない

狭い世界の中での物語
世界は広いのにって
それは自分たちにも言える

あれから10年
得たもの　失ったもの
充実したこと　そうでなかったこと
平和だったこと　そうでなかったこと
幸せだったときの
少なさといったら…

狭い世界の中でのあれやこれやふりまふりまわされているようで
自分から回っているような
なんと滑稽な…
だからみな離れていったのか

結局なにも残っていない
生み出されてもいない
少し増えた　ただそれだけ
言い訳だけしてぐるぐる回って
懸命にやっているかのように
振る舞っていただけか
一人相撲にもならない
滑稽なピエロ？
ピエロみたいに笑わせる技が
あれば良かった
笑ってもらえてないとは
体が悪すぎる

途中まではよかったのに
どこから狂ったのだろう
欲をかいたところからか？
きみは知っていた？
ブレーキをかけようと
してくれたのかもしれない
きみのことは話せないな

ふと思い出す
そして自分の罪を知る
ブーメランで返ってくる
人に刺したものが
あなたのものよって返ってくる
そう　わたしが放ったものです
誠実さのかけらもなかったのか
悔やんでも仕方がない
わたしのミスだし
わたしの愚かさである
滑稽な自分を受け入れるしかない
軽蔑なんてとうにされてるね

狭い世界で生きていると
息ができなくなって
どこかにしわ寄せがいって
巡り巡る間もなく
ダイレクトに食らった君は
いなくなった
因果応報
自業自得

因と縁で生まれたものが
この今に至る
ただそれだけ

自分の求めていたものを捨てて
安易に走った罪の今
望まない未来を残されて
後悔したって意味がない
ただの積み重ね
こんな現実を積み重ねてきた
自分の責任

悲しくても仕方がない
自分のしたことのすべてが
返ってきている

今日もごめんなさい
残された者の日々
謝ったところでなにも変わらない