【632/1096】育ち
育ち方 育て方
子育ては勉強や仕事のように
やった分がそのまま反映されない
いつか返ってくるかもしれないし
なんの意味もなさないかもしれない
子の成長のために
時間と手間と愛情と
たいていの親は大人は
惜しみなくかける
わたしだってそうだった
そうであったと思う
記憶は都合が良いところだけ
ピックアップしている
わたしの記憶では
やれていないことばかり
ピン止めされている
生きていたころから悩んでいたこと
解決や良い方へ向かうよう
なんとかしてきたつもりだったけれど
根本を見間違えたのか
良くなることもなく
きみは消えてしまった
良くなったと思える日もあった
だから 安心してしまった
安心したかったのか
今はもうどちらでも意味がない
寝覚めにそんなことを思い出す
ここのところ
毎日のようにやれなかったことを
思い出す
わたしの罪 と念押しなのか
思い出して消化しろってことなのか
ふと 思い出す思い出に
落ち込む朝をくり返す
こんなことになるなんて
と バカのひとつ覚えのように
こんなことになるなんて
と まるで何かのセリフのように
こんな思いで生きていくのか
きみはこんな思いを抱えていたの?
何もわからないまま
この先も生きていくのか
疲れた身体とホルモン変動で
気持ちが落ち込んでいる
"3日後くらいに上がっていればいい"
そういってくれた人を思い出し
なんとか今日もすごそう
梅雨っぽい湿気で
身体が重くなるのもよくない
なるべくリフレッシュできるような
時間を取ろう
毎日が違う日
毎日変わっていくのだから
未来を決めつけないようにしたい
いいようのない不安
というものがやってくるのは
仕方ないことなんだろう
ひとつずつ 終わらせていこう
ひとつずつ 進めていこう
今日もありがとう
残された者の日々