助けをもとめる力 蛙の自由【101/1096】
困ったことがあるとき
誰かに助けてって
言ったことがありますか?
わたしはあまりない
ほんとに自分は助けを求めるほど
大変な状況なのかとか
求める前に考えてしまう
ちょっとしたことも
自分でやれるしなんとかなるだろうと
自分を犠牲にしても
気にしないで生きてきちゃった
助けてもらいたい状況は
みんなそれぞれ違うでしょう
ダイレクトでなくても
助けを求めている状況もある
助けてもらえるかどうかは
発信者から受け取る
受け手の感受性にもよるのだろう
わたしは鈍感な受け手であった
鈍感さは良い面もある
しかし相手による
繊細な過敏な相手の場合は
慎重にかつ丁寧に
やさしい対応が必要だったであろう
あなたにはわからない
そう言われた
そう思われてもしかたないよね
鈍感さの積み重ねに
なんの希望も感じられないよね
わたしはいまトラブルの中にあり
抜け出せないと思っていた渦の中から
少し抜けつつある
助けてくれる人がいたおかげです
助けてほしいと受け取ってくれた
その人の鋭い感受性のおかげ
トラブルについては
いろんな人に相談したよ
みんな聞いてくれるし共感してくれる
離れた方がいいとか 見方を変えたらとか
助言や励ましはたくさんいただいた
でもみな他人事
自分のこととしては理解できない
同じことをされても同じように思える?
その中で自分とまるで同じ当事者性で
行動までしてくれる人はあの人しかいなかった
そしてそういう方の周りには
行動できる大人がいて
さらに輪を広げてくれる
繋がりが広がると新しい世界が開け
いまは問題の渦ではなく
平和な草原に移りつつある
そうか 世界って広いんだ
知っていたはずのことを
実感する
井の中から出してもらえること
それは自分の身の程を知るだけでなく
蛙は自由なんだと感じられることなんだね
わたしのしたかったことも
同じだった
外は広い 世界はやさしい
うちに籠もってていても
知れない感じられない世界が広がっている
あなたに知ってほしかった
外に出てほしかったよ
しかしながら
こころの闇は 外も内も関係なくなる
どこにいても変わらなくなる
うちなる世界が深すぎて
助けることができなかった
わたしの愚かな感受性を思い知る
いまは
気づけてよかったと思っているよ
自分の愚かさを知ることは
先へ進むことを助けるだろう
知らず気づかず感じぬままでは
生きつづける意味もないよね
事実は好転しない
これはパワーワード
実感をこめて思う
けれど
好転せずともなんとかなる
なんとかしてくれる人も必ずいる
自分なりの助けが見つかるまで
諦めずいろんな人に相談したり調べたり
ジタバタした方が良い
その時 いつもの人々の少し外の人にも
聞いてみるといい
違う畑の人はまた新たな感受性をもって
ひらめきをもたらしてくれるかもしれない
今日もありがとう
蛙は自由だし神の使いでもある
すきなところへみんな行ける