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【732/1096】踏み出してみたら意外な道

謎をときたくて一歩踏み出した
その一歩が怖すぎて
ずっと二の脚をふんでいた

踏み出してみたら
世界はとても寛容でやさしくて
なんでもっと早くに
と今さらながらの後悔をする
けれど タイミングは今だった
今しかなかったんだろう

少しだけ謎が解けた
そんな気がした
生きてるだけでよかった
そのことを改めて思う

不眠で夜中にひとりでいると
たしかにあちら側へ
引かれていく気持ちがある
こんなことが続くならと
気持ちが弱る
眠れないことはとても辛いことだと
今になって知る
今になって知ることが多い

誰のせいでもなく
全部自分の問題なんだなと
すっきり思えることがあって
自責とはまたべつの
自分なりの解釈があった
自分の問題だから
自分でどうにかするしかないし
みな それぞれに見えない何かを
抱え合って生きていることもわかった

人やものやことを
表面的にしか見ていなかった
わたしにきみのことが
わかるはずがないよね
それでも自分はこの自分の問題と
ともに生きていくしかない
正解も不正解もわからない
いい日もあれば地獄もある
生きてるってようはそういうこと
あり得ないことが起こる
良いことも悪いと思えることも
なんだって突然

過去は変えられないけれど
いろんな出会いやタイミングで
それなりに導かれ
救われることもあり
捨てたもんでもなく
捨てたっていい気もする

すこし吹っ切れたんだろう
また 闇の狭間にはまるときも来る
けれど いつも景色がちがう
同じ闇 同じ地獄には落ちないようだ
それも学び

さて今日もよく働いた
ということで眠れそうなときに寝よう
また明日 

残された者の日々