【543/1096】新しい出会いと学び

今年は外側へ
これまで知らなかったこと
行かなかったとこ　やらなかったこと
それらをしようと思っている
人のことをやってきたなら自分のこと
自分のことばかりなら他の人へ
目線を気持ちを興味を変える

新しい世界の人とつながる
新しい学びの扉
なるほどねとやっぱりねを
行き来する新鮮な体験だった
できないことも
やりたくないこともやれない中
その機会に恵まれてよかったと思う

なぜこういう流れになったのか
話をするうちに
共通点が見えてくる
だいたいみな　死に近い
死にかけたことがあるか
身近な人を同じなくなり方で
亡くしているか
そういう繋がり
ふしぎな縁だと思う
きみがいなければ
繋がらなかったのだろう

というか
人は話さないだけで
それぞれにいろんなことを
抱えて生きているのかな
なにもなく平穏無事な家庭なんて
存在しないのかもね
こちら側に受け皿ができたから
そういう人たちやそういう面の
話を聞けたり
つながりが目に見えるようになったり
変化してきたのかもしれない
歳を重ねてきたことも
関係あるかもね
関節系の痛みから内臓系の病気
死にかけるような病になる人の
確率が増えてきている

よほど健康で生きてきたんだな
呆れるような感謝のような
複雑な気持ち
知らなかったことを素直に
気づいたと話せることは
大事なことらしい
たしかに素直さは大切だなぁ
新しく出合った人も
なかなかに素直な人であった
その人も死にかけて生還した人
激しい波に揺られて
あの縁まで行った人

深い意識の底の目に見えない　
静かにかすかに感じられるところで
そういう人たちは
つながっているのかもね
ある瞬間に
ふと　地上で出会って
なるほどなと思い合うのかもね
狭間にいることと
狭間を知ることの一致
それは嬉しいとか悲しいとか
言葉になる感情を超え
ああ　あなたもですか
ただそう感じてしまうもの
なるほどね　そうですか

答え合わせのような話を聞き
脳で懐しい場所を思い起こす場所が
反応している気がする
根源的な原風景のような
新しい扉の前に立ち
懐かしむ気持ちも持ち合わせて
ここからどこへ向かうのか
すこし期待を胸に
佇んでいる
いまはそんな感じ

今日もありがとう
残された者の日々