Tale_Laboratory

誰もが物語が好きだと思います。そして誰もがそれぞれの世界を持っています。自分の世界を自由気ままに空想できる場所がここにあります。

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  • 空想お散歩紀行 心の道

    物語と心を通じて 少しでも前を向くことができるように。

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    空想の世界の日常を自由に描いています。

  • テイル・ラボの魔法の箱

    Tale-Laboratoryのオンライン・ワークショップ「箱庭物語プロジェクト」を楽しんで頂けたら、そのお気持ちを魔法の箱へ

最近の記事

安心するということは

人は誰でも幸せになりたいと思っている。 では、幸せとはどのような状態を言うのか? お金が腐るほどある状態か? それとも、素敵な友人がたくさんいたり、最高の恋人がいる、温かな家族がいることを言うのか。 それらも確かにそうだ。だけど、これらや、そのほかあらゆる幸せに共通していることがある。 それは、この上ない安心感を抱いている状態ということだ。 では、至上の安心とは何を指すのか。 それは、自分の敵がいないことである。 この場合、敵とは、問題とも言い換えることができる。

    • ズレない一歩目のために

      何事も最初の一歩目は非常に大切である。 最初の一歩が変な方向へ踏み出せば、わずかなズレだとしても、それはどんどん大きくなり、収集が付かなくなる。 宇宙船は、その進行方向がほんのちょっぴりズレただけで、あらぬ方向へ行ってしまう。 それと同じで、いや、人間の方が深刻かもしれない。 心の向かおうとする先がほんの少しズレると思ったような結果が出ない。 だから、まず最初にすべきことは、そのズレを抑えることだ。 何かやりたいことがある。 でも時間が無い。 だから一刻も早く始めな

      • 強気に頑張ることにご用心

        積極と強気は似ているようで、少し違う。 積極、ポジティブと言うと、 いつでも前向きで何事にも進んで取り組んでいくような感じがするが、 ただ強気で頑張ることと、本当の積極的な精神とは違う。 強気で頑張るとは、車で言えばアクセルを踏んでスピードを出すことだ。 だけど、ずっと走り続けることができる車などない。 どこかで燃料切れを起こし、止まってしまう。 ただただ強気で、頑張り続けていられる内はまだいいかもしれないが、 そうではないとき、何かあって立ち止まらなくてはいけなく

        • もっとシンプルに

          世の中について、そして自分の人生について、 範囲を広げすぎて考えている人が多いように思う。 どうしてもっと、 国民に、市民に、子供に、お年寄りに、男に女に、マイノリティに、 世の中は優しくできないのか! と怒っている人は今日もネット上で声を上げている。 だけど、ほとんどの人はそこまで広範囲に視野は広くない。 そこまで主語を大きくしてしまうのは、やはり認めるのが怖いからだろうか、 たぶん本当に言いたいのは、男とか女とか、そんな曖昧なものではなくて、 世の中の人間は

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        記事

          自分は大きなプラスである

          いろいろなところから情報が取れるようになっただけでなく、 自分からも情報を発信できるようになったことで、 世の中は昔よりも、風通しが良くなったかと言えば、 決してそんなことはなく、今や、休むことの無い戦いが常に繰り広げられている。 それらの戦いに共通しているのが、 「正しさ」を証明したいというものだ。 自分の方が正しい、相手が間違っているという結論に持って行きたいという願望がそこにはある。 自分のほうが正しいという確信が得られて、初めて安心できるのだろう。 ただ

          自分は大きなプラスである

          すべきを手放す

          気楽に、心を穏やかに生きるコツとしては、 どれだけ、「こうするべき」「ああならなくてはいけない」 という鎖を一本一本外していけるか、ということだと思う。 鎖が多いほど、生きることを楽しむのが難しくなる。 正確には、楽しむための条件が複雑になるのだ。 赤色10%、青色25%、黄色15%、その他・・・ と、全ての条件が整わないと満足できない。 赤だけ、青だけのものに楽しさを見いだせなくなる。 「~すべき」は、確かにその条件を突破したときには、大きな満足と快感を得ら

          すべきを手放す

          まずは条件なしで

          自己肯定感だとか、自信だとかを身につけることができれば、幸せになれると多くの人が思っている。 確かにそれは間違いないと思う。 ただ、自己肯定感や自信をつけるための「条件」があまりにもシビアな人が多いのも事実だろう。 そういう人たちは、多分根が真面目で、妥協したくない、常により上を目指したいと思っている人たちなのだろうが、 それが、結果として自分自身を苦しめ、 目標としている、自己肯定感や自信から離れる結果となっている。 その「条件」は様々ある。 お金とか、健康とか、

          まずは条件なしで

          損をする勇気

          どんなに最強で最高の理論を手に入れることができたとしても、 それを実行できなければ価値は無い。 自分にとっての理想郷への道を知ることができても、一歩も動き出さなければ結局意味が無いのと同じだ。 しかし、行動を起こすというのは、繊細で不安を抱えやすい人ほど難しいのはよく分かる。 自分もそうだからだ。 そんなとき重要なのは、成功というゴールに辿り着けるかどうかを考えることではない。 失敗してもいい、怒られてもいいと、 とにかく「損をしてもいい」という覚悟を持つことだ

          損をする勇気

          痛みを覚えたときだからこそ

          心が落ち着いているときというのは、実に良いものであることは誰でも同じだろう。 仕事などが忙しくても、自分が今何をするべきなのかはっきりしているときは、 忙しくても、落ち着いている状態だ。 落ち着きを無くすというのは、忙しいときではない。 今の自分を見失ってしまったときだ。 何事も無いときは、自分を見失わないのは当たり前で、落ち着いていられる。 しかし、何かあったときに自分を見失わないでいられるかどうかが、本当に心を試されているときだ。 その、何かあったときとは、自

          痛みを覚えたときだからこそ

          かわいそうな人にならないために

          人は常に物語の中で生きている。 どんなものが自分にとって良いものか、悪いものか、好きなものか、嫌いなものか、 人それぞれにとって全く変わってくるのは、 その人が持っている物語が違うからだ。 だからこそ、いろいろな人がいるから世の中はおもしろいものになるのだが、 大切なのは、自分自身の物語について、 自分は主人公という登場人物でありながら、作り手でもあることを忘れないことだ。 自分自身を「かわいそうな」役に当てはめて物語を作る人たちがいる。 自分がこれまでに体験して

          かわいそうな人にならないために

          それはただ流れて来て、流れて行くもの

          どんなにポジティブ思考がいいと分かっていても、 ネガティブでマイナスな思考に陥る時はあるものだ。 どんなにポジティブな人でも、四六時中同じ思考でいられるかというと、 そんなわけはない。 どうしたって感情に波は付き物だ。 重要なのは、ネガティブの波が来たら、それからどれだけ早く脱することができるかどうかだ。 スッとその波から離れるか、それともずっとその波に乗っているか、 それが、ポジティブな人と、ネガティブな人との差だと考える。 ポジティブとは、ずっと前向きなこ

          それはただ流れて来て、流れて行くもの

          一度全てを切り離して

          何か物事が上手くいかないと、焦りを覚えることは多いだろう。 そして、その焦りが心から平静を奪い、余計に上手く行かなくなる。 すると、上手く行かなかったことを取り返そうとして、また焦りが生まれる。 まさに悪循環だ。 休日の土日。その前日の金曜の夜。 せっかくの休みなんだから、時間を有効に使おう。 あれをして、これをして・・・ と、頭の中ではてきぱきと動く自分を想像するが、 現実では中々上手く行かず、思ったように行動できない、なんてことは多くの人が体験したことがあ

          一度全てを切り離して

          世界を観ている自分は、どんな自分?

          自分の周りの世界が、自分に影響を与えるのは確かにそうだろう。 だけど、それ以前に自分自身の心が、周りの世界を作っているのだと思う。 分かりやすいのが、お笑い芸人の人たちだ。 彼らは常に、笑いを起こすためのネタを作っているが、 そのために世界をいろいろと観察している。 あるあるネタや、有名人のモノマネ、有名ではないけど身近にいそうな人、などなど、 そんなところまで観ているのかと思うことがある。 彼らは、自分の中の「おもしろいこと」というものに対する意識が強いから、

          世界を観ている自分は、どんな自分?

          大きな力には、大きな責任がある

          被害者競争から抜け出そう。 自分のことを、周りの人たちよりも 不幸である。 苦労している。 虐げられている。 などなど、自分は世界で一番の被害者みたいな物語を勝手に作って、その主人公にならないように。 最初は小さな不安や心配が恐れとなって、小さな妄想を生む。 ここでしっかりと対処しないと、 妄想は自分の心の中でどんどん成長していく。 テレビやSNSで、不幸な話や理不尽な話ばかり集めては、 やっぱりそうなんだ。 自分もこうに違いないと、 さらに不幸な物語を補強

          大きな力には、大きな責任がある

          自分を大切にするとは

          自分を大切にするとはどういうことか。 それは、自分を必死に守ることではないと思う。 もちろん、自分を守ることは大切なことだが、 ポイントとなるのは、その考え方だ。 なぜ自分を守ろうとするのか。 自分自身をガラス細工のように、脆く繊細で簡単に傷付いて、壊れてしまうと思っているから、何としてでも自分を守る。 そのような考え方は、自分が弱い存在だという前提がある。 確かにガラス細工は美しい。何もない時であれば、飾って眺める分には問題無いだろう。 でも、ある時急に地震か何

          自分を大切にするとは

          失敗はみんなへの贈り物

          できれば失敗なんてしたくない。 大成功とまではいかなくても、少なくとも大きな失敗のない、何事も無く事が進むならそれに越したことは無い。 多くの人にとってそれが普通だろう。 失敗なんて、嫌な気分になるし、惨めだし、周りからの評価も下がるかもしれないしで、 できることなら避けたいものだ。 だけど、失敗したときの方が記憶に残るのも確かで、自分を成長させてくれるのも、 成功したときよりも、失敗したときの方が大きいかもしれない。 だけど、やっぱり失敗はしたくない。 そん

          失敗はみんなへの贈り物