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第一子の妊娠期間の思い出

昨日の記事の続きです。

産婦人科で妊娠を確認したその日の夜から妻のつわりが始まったわけですが、毎日しんどそうではあるものの、子どもができた喜びも大きく、元気に過ごしてくれていました。
ちょうど5月の大型連休の頃が、つわりのピークを迎えると一般的に言われる時期に該当していたので、外出はしなかったのですが、特に体調が悪化することもありませんでした。
6月になると安定期に入り、妻の体調も良くなっていました。
そして、僕自身も一つの判断をする時期を迎えます。

育休をとるか否か

妻が安定期に入ったということで、職場にも報告をしようかと思っていたのですが、ただ単に子どもができたということだけでなく、子どもが生まれた後にどう働くかをセットで伝える必要があると思っていました。
そこで問題になるのが、育休(育児休業)をとるかどうか、というところです。
仕事にはやりがいを感じており、できれば休職せずに続けたい、という気持ちはありました。
それでも、育児と仕事を両立することは自分の性格などを考えると難しい、ということも分かっていました。
例えば、夜の睡眠時間は短くなることはあっても、長くなることはないだろうということはすぐに想像できました。
8時間程度の睡眠が必要な僕にとっては、仕事のパフォーマンスが下がることが多くなることは避けられないだろう、と思いました。
また、「育児を通して一生の夫婦関係が決まる」と言われることもあり、今後長い間会社で働く中で妻のサポートが不可欠なことを考えても、休職した方が良いと思い、育休を取得する決断をしました。
そして、上司に育休を取得する旨を伝えました。
育休開始までは半年というタイミングでした。

性別が分かったとき

1か月に1回産婦人科に通っている中で、7月のことだったと思いますが、女の子だろうということが分かりました。
それまでは「生命体が宿っている」というような感じでしたが、子どもが生まれた後の生活をより具体的に想像でき、親になる実感が強くなったことを覚えています。

里帰り出産のため妻は実家へ

出産予定日までおよそ1か月となった2021年11月初め、妻は実家に帰りました。
見送りの日、僕と妻が向かい合って写真を撮りました。
妻のお腹がどれだけ大きいかを記録に残す写真です。
次、帰ってくるときはお腹の子は外に出てきているのだと思うと、「無事に出産が終わってほしい・・・!」という一心でした。
と同時に、久々の一人暮らしということで、寂しさもありました。
いつもそばにいてくれたことがどれだけ心の支えになっていたか、痛感しました。
妻は毎週産婦人科に行っていましたが、お腹の赤ちゃんの状態から帝王切開になるかもしれない、という話も先生からされたようで、想定外のこともよく起こるのが出産なんだなと僕自身も不安になりました。
もともと妻は無痛分娩を希望していたので、なるべく負担のかからない形で出産が進んで欲しいな、と願うばかりでした。
そうこうしているうちに、出産予定日が近づいてきます。

続きを書きました。

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