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【仕事】1人目×未経験人事として入社して、やばさに気づくまでの3年間

こんにちは🌞
つい先日、現職最終出社日を迎えまして(突然)、記憶が色濃く残っているうちに文字に残しておきたいと思い、このnoteを書いています。

2019年8月、一人目×未経験の人事として23名のPR企業に入社してから5年半、人数は2倍以上の50名に成長しました。
その他にもたくさんの変化を一緒に体験してきましたが、とにかく今パッと出てくることを、まずはサクッと記していきます。


3時間の面接

今思えば噓のような本当の話が死ぬほどある。そのうちの一つが私の面接。当時はコロナ前だったし、とにかく対面での面接が当たり前だった時代。当時の仕事を終えて19時の面接に参加するためオフィスに向かい、会議室に通された時にはまさかこの面接が3時間続くなんて思ってもみなかった。。。
元々人と話すことは嫌いじゃないけれど、いよいよ2時間超えたあたりから「あーこれいつまで続くんだろう😅」って思ったのは覚えてる。
面接と言っても、話の内容はコミュニケーションの課題や企業としての理想像等で、具体的な内容は覚えてないけれど、今思えばあの頃の私はそのようなテーマでディスカッションできるような知識も持論も全く持ち合わせていなかったはずだし、なぜ3時間も持ったのかいまだに謎。
でも、とにかくその面接を通過してなぜか内定をもらい、なぜかその内定を承諾して入社した。

就業規則説明会

1人目人事として入社したはいいものの、私も未経験だから何から始めていいのかさっぱりわからなかった。ただ、私は周囲に驚かれるほどマイペースなので、何から始めていいのかさっぱりわからないその状況は、私にとっては特にストレスではなかった。課題はあれど会社は潰れてないわけだし、私が未経験なのを承知の上で採用したわけだから、とにかく自分のペースでできることを、目の前にあることを少しずつやっていこう、そんな感じだった。
というわけで、まずは会社のことを知るために社長に就業規則をもらって読み込みから始めた。がしかし、どうやらその就業規則が出来たばっかりらしい。それが理由で(かどうかは知らないが)、メンバーが就業規則の存在を知らなかった。普通に考えれば、自社の就業規則の存在を知らないってたぶんちょっとやばいけど、当時の私は「うーん、これってみんな知っておいた方がいいよね。じゃあ説明会やるか~」程度だった。
だから私が人事として一番最初にやった仕事は、社員向けの就業規則説明会

10月、来年4月入社の新卒を採りたい

これが一番、人事未経験だからこそ出来たことだと思う。2019年8月に入社して2か月後の2019年10月、役員から「20卒の新卒欲しいんだけど採れる?」って言われた。新卒採用なんてやったことないから採り方もわからないし、どこに行けば新卒で就職活動してる学生に会えるのかすらわからなかった。
今だったら100%、絶対に断る。入社後の教育や人件費、ましてや採用計画やそのための戦略も何もかも全て皆無なのに、てか普通に秋に翌年4月入社の新卒を採るってだいぶ無謀。。。秋だったら3年後の新卒に向けて動き出す感じでも全然あり得る話。。。
でも当時の私はそれが無謀だということを知らなかったから、とりあえずやってみるかー、という感じでやってみた。結果とっても優秀な学生と出会えて内定承諾、昨年彼は部門MVPを獲得したし、私の最終出社日には送別会に行けないからってわざわざ律儀に電話してきてくれた。人生初の新卒採用は、この上ないイレギュラーでありながら大成功を収めた

入って半年で5分の1が辞めた

これはもう見出し通り。コアメンバー15人中3人がぽんぽんぽーーんと辞めていった。それも、まあまあネガな感じで。私は人事として色々と考えるところはあったが、なんとなく、会社にとってもその辞めていった人たちにとっても、絶対そっちの方がいいよねって思っていた。だから、環境改善をやらないといけないのは確かなんだけど、それ以上に入り口(採用)を間違えないようにしないとな、と考えたことを覚えてる。
当時は人事としてのノウハウもスキルも全くなかったけど、事象に感情が引っ張られないようにするというスキルは、何となく最初から備わっていて、振り返るとそれは今の仕事にしっかりと活きているのかもしれない。

やばさに気づいたのが遅すぎる

これまで書いてきた通り、自分が一人目×未経験、かつ一人人事であるということをわかってはいたものの、その重要性に気づかないまま月日が経ち、あっという間にメンバーは30人近くなっていた。ここにきて初めて、ようやく「え?私このままでいいの?いいわけないよね?おーーーい」という具合に、じわじわと危機感を覚え始めた。ただ、その感覚を持ち始めたのが完全に遅すぎた。課題だらけなこと、このままではやばいこと、何とかしなければならないことは猛烈に分かったが、どうやればいいのか、何から始めればいいのかが全く分からなかった。そんな状態であることは私が入社したときからとっくにそうだっただろうに、私はそれに気づくのに3年近くかかった。それまでどう過ごしていたかあまり記憶にないけれど、資格の勉強をしたり本を読んだり、それとなく必要なインプットをしながらしっかりと目の前の仕事と向き合ってきたつもりだった。けれど、じわじわと「え、これやばくね?」と思ってからは、自分のこれまでの3年間が一気に無意味に思えてきたり、将来や人事としてのキャリアが不安になったり、私としては珍しく、ちょっと自分の人生について悩むことが多くなっていった。


サクッと書くつもりだったのに意外と長くなってしまったので一旦ここで区切ります!😎
日記とかその時その時の感情を言葉にして残すのが少し苦手な私にとっては何となく気が重いけど、多分後から読み返した時に何かしらいい意味で自分の刺激になるはず、、!!
また気が向いたら後半書きます✌✨

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