ライフ・アウトライン実践3-3 LIFE-BEのトリガー質問
LIFEは「文章」として書かれる
LIFE-BEとLIFE-ASのアウトラインを作る作業に入りましょう。前回の再掲になりますが、手順は以下のようになります(アウトライナーで文章を書く方法論を応用したものです。そう、LIFE-BEとLIFE-ASは「文章」として書かれるのです)。
まずは「トリガー質問に答えてフリーライティングする」ことからです。
フリーライティングを起動するトリガー質問
フリーライティングとは、頭に浮かぶことを抑制せずに自由に書き出すことです。「ちゃんと書こう」などと思わない。脈絡がなくてもいい。時間を決めて(たとえば10分間)、頭に浮かんだことを出てきた順に書き出す。それだけです。
結果として「文章のようなもの」ができあがります。これを「発想のタイムライン」と呼ぶことにします。「発想のタイムライン」をベースにシェイクすることでアウトライン化→文章化していくのです。
ところで「自由に書く」とは言うものの、その「自由」が必ずしも簡単ではないことも事実です。セミナー等の場でも、「フリーライティングで何を書けばいいのかわからない」という声をしばしばいただきます。
だからこそ、ライフ・アウトラインではフリーライティングを起動するための「トリガー質問」を用意しています。トリガー質問に答える形でフリーライティングするのです。
LIFE-BEのトリガー質問
トリガー質問は、LIFE-BE、LIFE-ASそれぞれの中(下位階層)に組み込んであります。LIFE-BEから見てみましょう。
これらのトリガー質問は、私自身が個人的なライフ・アウトラインを育てていく中で、自然にでき上がったものをベースにしています。もちろん慣れてきたら自分でトリガー質問を作ってもいいし、本当に「自由に」フリーライティングをしてもいい。
でも、まだはトリガー質問に答えるつもりでフリーライティングしてみてください。私自身、今でも年に一度これらの質問に答えてフリーライティングをするのですが、そのたびに発見があります。
トリガー質問の意図を簡単に解説しておきましょう。
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