簡易データベースとしてのWorkFlowy
私は長いこと、アウトライナー(特にプロセス型アウトライナー)は「動かして考える」ために使うものだと考えてきました。静的な情報ではなく、今まさに生まれつつある、あるいは変化しつつある情報を扱う道具。あるいは「過去」ではなく「未来」を扱う道具。
だから、情報の蓄積と整理にアウトライナー使うというイメージがあまりありません。そういう目的に使っていけないことはまったくないのですが、それなら他にもっと適したツールがある、と思っていたわけです。その考えは基本的に今も変わっていません。
だからこそ「ノートアプリ」の文脈でアウトライナーが紹介されているとちょっと違和感を感じたりもしていました(繰り返しますが、ノートアプリとして扱うべきではないということはまったくありません)。
でも、2024年に入ってWorkFlowyを再びメインで使うようになって、今まで敢えてあまりしてこなかった「情報を蓄積する」タイプの使い方を試みています。用途はいくつかあるのですが、いちばんわかりやすいものは読書ノートのアウトラインです。
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