【文章エディタ】日本語ワープロとデジタル過渡期の作家の「想像力」
※この記事は、KDPでの出版を念頭に作成中の『想像する文章エディタ(仮)』の一部(の予定)です。
かつて『ASAHIパソコン』というパソコン誌がありました。その1991年1月1日・15日号の特集は「私のワープロ・パソコン」。執筆にワープロやパソコンを使っている作家10人に執筆について聞くという企画です。
30年以上前の雑誌記事を今さら引っぱり出してきたのは、文章エディタに対する「想像力」の違いを示す非常にわかりやすい例として印象に残っているからです。
アナログからデジタルへの過渡期に、作家という「文章を書くという需要から見ればこの上ないヘビーユーザー、でも(多くの場合)コンピュータ自体に詳しいわけではまったくない」ユーザーの想像力、というところがポイントです。
ちなみにここでいう「想像力」については以下の記事を参照してください。
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