【アウトライナー関連書籍】奥出直人『思考のエンジン』 9 Tak. 2023年6月28日 16:49 「アウトライナー関連書籍」シリーズでは、現在入手が難しいものも含めて、アウトライナーを深く知るための書籍を紹介していきます。かつて「Happy Outlining」というサイトで公開していた記事のリライトが中心ですが、その後新たに出版されたものも含めて紹介していく予定です。さて、最初はやはりこちらの本でしょう。奥出直人『思考のエンジン──Writing on Computer』青土社、1991目次は以下の通り。1 思考の道具としてのタイプライター ニーチェとハイデッガー エズラ・パウンドとタイプライター 作家の仕事部屋2 ライティング・エンジンとしてのワードプロセッサー 我、書く、故に我在り 精神の社会 ソクラテス、彼は字を書かない3 エクリチュールとライティング・エンジン パロールはエクリチュールである テキスト外というものは存在しない オープンエンデッド・ライティング・プロセス4 パレルゴンとエルゴン 表現力のあるワープロ パレルゴンとエルゴン ディスコースと権力 ミメーシスとしてのアウトライン・プロセッサー5 論理的ディスコースのダイナミズム エディソンと文章読本 ヘーゲル、ニーチェ、ハイデッガー フェミニズム批評と男のディスコース よい文章のイデオロギー6 コンピュータ上のソクラテス 「ソウトライン」を使う ソクラテス・メソッド 「ソウトライン」との会話 アウト・オブ・ザ・アウトライン7 情報を俯瞰する装置 アウトライン・プロセッサーを使う リ・ライティング アウトライン・プロセッサー パラディグムとシンタグム8 プロセスとしてのテクスト アウトライン・プロセッサーを使う2 辛抱づよいソクラテス 「大文字のライティング」 ブルジョワ・リベラリズムと赤ちょうちん よい文章の形式9 迷宮としてのデータベース 迷宮と迷路 デューク・エリントン・データベース ステレオタイプの文化史 ザナドゥ・プロジェクト10 補遺の連鎖とハイパーテキスト ハイパーメディア・ライプラリーとライティング 世界の戯れ 補遺の連鎖 ノレッジ・ベースとしてのハイパーテキスト ライティング・エンジンとしてのハイパーテキスト ザナドゥ:作家のための快楽の館11 思考のエンジンとしてのハイパーテキスト ハイパーメディア・ライプラリーとライティング2 コールリッジとパウンド アーギュメンテーション・オブ・インテレクト ハンズ・オン12 マニエリスムとアカデミズム ハイパーメディア・ライブラリーとライティング3 カノンと自由 ミメーシスの破壊と人工的現実 認知コンピュータとライティング 迷宮としての知識と人工的現実としての書物 ダウンロード copy ここから先は 785字 アウトライナーライフ ¥500 / 月 アウトライナーのエバンジェリストTak.がお届けする、アウトライナー(アウトラインプロセッサ)を活用して文章を書き、考え、生活するマガジン… 購読手続きへ ログイン #アウトライナー #アウトラインプロセッシング #ハイパーテキスト #奥出直人 9 この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか? チップで応援