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ライフ・アウトライン実践1-8 DO-DAYSは日々新たに作る

前回はこちら。

「DO-DAYSの基本は、毎日新しくその日のアウトラインを作ること」というお話を前回しました。今回はその理由についてです。


毎日新しくアウトラインを作る

DO-DAYSでの日々のアウトラインの基本形は「一日のDOは6個」と決めて、6個を超えた分は「できれば」という項目の下に落とす」というものでした。

6個のDOは実行順に並べ、順番に実行していく。「できれば」に落ちたDOは、やってもいいけれど基本的にはやらなくていいことにする。割り込みなど状況の変化に合わせてDOが追加されれば、実行順で末尾のDOがその分「できれば」に落ちる。

何かを入れれば何かが落ちる。有限な時間と無限の「やること」との関係を目に見えるようにする仕組みです(これをサポートしてくれるタスク管理アプリがなかなかないのです)。

ところで、有限な時間に収まらず実行されなかったDOは、翌日にはどうなるのでしょうか。「できれば」に落ちたDOはもちろん、6個の枠に残ったDOもすべて完了できるとは限りません。

「終わっていないのだから翌日に引き継ぐべき」と考えてしまいがちなのですが、それはせずに毎日新しくアウトラインを作る、というのがDO-DAYSでのやり方です。

専門のタスク管理アプリであれば、前日に終わっていないタスクは、おそらく自動的に翌日に引き継がれるでしょう。それができるのがデジタルツールのメリットであることも確かです。

その点、DO-DAYSではいちいち手作業でアウトラインを作らなければならない。その意味で間違いなく「不便」なのですが、そこがむしろポイントです。

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