ライフ・アウトライン実践2-2 DO-ALLをシェイクする①
今回は、DO-ALLを実際にどう作っていくかというお話です。
私自身が実際に使っているDO-ALLをお見せしたいところですが、仕事関係のDOが多いので、それはちょっと難しい。それに、すでに形になって運用されているDO-ALLよりもゼロからDO-ALLのアウトラインができ上がるプロセスを見てほしい。
ということで、私が今から新たにDO-ALLを作るとしたらどうなるかをシミュレーションしてみることにします。
トリガー質問に答えて書き出す
まずはDOを書き出すところから。難しいことは考えず、頭に浮かぶ「今抱えているDO」を書き出していきます。「タスク」とか「プロジェクト」とかはとりあえず考えない。「あれをやりたい」、「これもやらなければ」と頭に浮かぶことを素直に書き出していきます。
DO-ALLの下に直接書いてもいいですが、「質問」に答える形式にすると書きやすいので「今抱えているDOは何ですか?」という質問の下に答えを書いていくことにします。これは前回ちらっとお話しした「トリガー質問」の一種ですね。もちろん、前回紹介したトリガー質問を使ってもいいです。
トリガー質問にZoomして、とりあえず数項目。
なんだか買い物リストみたいですが、「今抱えているDOは何ですか?」と問われてまず頭に浮かんだのがこれだったのです(リアルライフです)。
さらに思いつくDOを書いていって、10分ほどで以下のようなアウトラインができました(単なる箇条書きに見えても、これはアウトラインです)。
見ての通り、いわゆる「粒度」はまったく揃っていません。それでいいのです。最初から粒度を揃えようとすると、頭が粒度に縛られて働かなくなります。
この統一感のないアウトラインをベースにDO-ALLを育てていきます。もちろん、シェイクするのです。
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