ライフ・アウトライン実践1-6 DO-DAYSはメモツールでもある
前回はこちら。
メモをどこに書くのか問題
今回は「メモ」のお話です。DO-DAYSの話は終わったのかって? いえ、これはDO-DAYSの話です。
メモは重要です。たった一行のメモが人生の転機になることもあるのです(私にも何回か経験があります)。だからメモするべきことがあったら「とにかく書く」ことが何よりも重要です。
そのメモをどこに書くか。
「どこに書くか」というのは、メモをめぐる最大の課題のひとつです。メモするべきことを思いついたとして、それを適切な場所に書こうと思っているうちに、あるいは適切なツールを取りだそうと(アプリを起動しようと)しているうちに何を書こうとしていたのか忘れる。心当たりがある人も多いのではないでしょうか。
この問題を回避するためのメモのコツは「内容によらず一箇所に集約してしまう」ことです。「メモを書く場所はここだけ」と決めてしまえば書くときに迷うことはないし、書いたことを後から見つけることも簡単になります。
メモはDO-DAYSに書く
ライフ・アウトラインの中でメモのための機能を担うのはDO-DAYSです。
打ち合わせの記録、思いついたアイデア、ふと気がついたこと……メモしたいことはぜんぶDO-DAYSに書き込みます。つまりその日のDOと同じ場所に書いてしまう。書く場所に迷うことはありません。そもそもライフ・アウトラインを常用していればDO-DAYSが最初から開いている可能性が高いので、そのまま書き込めばいいのです。
(以前は「常にPCの前にいるわけではない」ことがネックだったのですが、いまは多くのアウトライナーがスマートフォンと同期できるので、かなりの程度それが可能です)
DO-DAYSにメモを書くにあたって特別な仕掛けをする必要はありません。決まりごとはメモの行頭に「▼」マークを入れることだけです。マークをつけることでDOとメモを視覚的に区別できるし、後から「▼」を検索すれば簡単に過去のメモの一覧を表示できます。
こんな感じです(これは9月のある日の私の実際のDO-DAYSです)。
もちろんマークは「▼」である必要はありません。視覚的に目立ち、アウトラインの内容の中に出てくる可能性がまずない記号を使えばいいのです(ちなみ「★」はDO-DAYSの中で「手をつけている」ことを示すマークでしたね)。
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