ライフ・アウトライン実践2-4 DO-ALLでDOの「鮮度」を把握する
いわゆるタスク管理ツールにあまり見られないDO-ALLの特徴的な機能に、DOの「鮮度」を扱う機能があげられます。「機能」と言っても大したことはありません。「手をつけたDOは手作業で上の方に動かす」というだけです。もちろん、これもシェイクの一環です。
手をつけたDOを上に動かす
前回見本として作ったDO-ALLを例にしましょう。
この中から「来年度の受注系作業の方針を決める」というDOに手をつけたとします(具体的にはその下位階層のDOである「J社との関係について思うことをフリーライティング」を実行)。そこで「来年度の受注系作業の方針を決める」全体をアウトラインのいちばん上に動かします。
さらに「定期購読マガジン「アウトライナーライフ」2023」というDOに手をつけたとします(「定期購読マガジン全体のアウトラインを組み建て直す」を実行)。そして「定期購読マガジン「アウトライナーライフ」2023」をアウトラインのいちばん上に動かします。
これを続けていると、アクティブなDOが上の方に集まり、非アクティブなDOが下の方に沈んでいくことになります。つまりDOの「鮮度」が目に見えるようになるわけです。これは野口悠紀雄さんが『「超」整理法』の中で提唱した「押し出しファイリング」と同じ原理です。
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