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【アウトライナー関連書籍】奥出直人『物書きがコンピュータに出会うとき』

「アウトライナー関連書籍」シリーズでは、現在入手が難しいものも含めて、アウトライナーを深く知るための書籍を紹介していきます。かつて「Happy Outlining」というサイトで公開していた記事のリライトが中心ですが、その後新たに出版されたものも含めて紹介していく予定です。

第2回はこちらです。

奥出直人『物書きがコンピュータに出会うとき──思考のためのマシン』河出書房新社、1990

目次は以下。

第一章 物書きがコンピュータに出会うとき
 人文科学の論文作法
 書くためのプログラム
 マシンがスペルをチェックする
 メモからエディットへ1──アタッシェ、パソコンのフェラーリ
 メモからエディットへ2──モデル100というノート
第二章 書く機械の現在
 統合された機能
 文章の明快さを獲得するには
 何を書き直すか
 コンピュータが論文指導する
 ソクラテスふうの対話の中へ
 対話は続く
 そしてアウトラインが生まれた
 レファレンスづくりはデータベースで
 『Q&A』でデザインすれば
 間違いのないレファレンス
 ハードレファレンスからクロスレファレンスへ
 インテリジェント・アシスタントとの会話
 『Q&A』の成立条件
第三章 電脳書斎の将来
 新しいメタファー
 HOWからWHYへ
 情報のレベル
 電気仕掛の図書館
 複雑なノートと熟達した秘書
 ダイアグラムのような、知識の空間
 意志決定ツリーを使う
終章 コンピュータを使っていかに書くか
 書く行為の現在形
 アイディアプロセッシングの実際
 パーソナルなデータベース
 コンピュータとの時間

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1,355字

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