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【文章エディタ】「デジタルで書く」ことへの想像力

※この記事は、KDPでの出版を念頭に作成中の『想像する文章エディタ(仮)』の一部(の予定)です。


広い意味での物書き

私がこれまでしてきた仕事は一貫して「文章をたくさん書く仕事」でした。調査報告書、企画書、提案書、調査票、議事録等々。プレゼンのスライドも文章です。だから「文筆業」ではありませんが、広い意味での「物書き」ではあります。

ここでいう「物書き」とは、英語のwriterのイメージだと思ってください。writerには職業としての文筆業者だけでなく、「日常的に多くの文章を書く人」も含まれます。つまり学生も研究者も仕事で文章を書く多くの会社員も、みんな「物書き」です。

そんな広い意味での「物書き」としてずっと感じてきた問題があります。それは「文章を書く仕事に適した道具が現場で使われていない」ことです。そして「そのために無駄な知力と労力と時間が費やされている」ことです。

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