「神経興奮」の原因を学べば漢方で改善できる!
黄連解毒湯という漢方薬があります。
適応を見ると「神経興奮」と書かれているものが多いのでちょっと学んだばかりの人は「神経興奮には黄連解毒湯を使えばいいんだよ!ふふ」となりがちです。
もちろん適応にそう書かれているからには間違いではないのですが、黄連解毒湯が全ての神経興奮に使えるわけではなく、また場合によっては黄連解毒湯を用いることで体調不良を起こしてしまうことすらあるわけです。僕がいつもセミナーで口を酸っぱくして言う言葉に「漢方薬は病名で選ぶな」というものがありますが、これもまさにその言葉に当てはまります。
イライラが止まらない、ヒステリックになってしまう、脳充血でフラフラする、目の充血、歯ぎしり、夜泣き、心因性のチック、多動・・など。「神経興奮」のs起こす症状は大人から子供まで非常に多岐にわたります。
今回はこの神経興奮をテーマとし、どういったアプローチで中医学で改善に導いていくのか、という事をお話していこうと思います!
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