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石徹白Life982日目2020年8月26日(水)【SDGs de 地方創生カードゲーム体験会in岐阜県川辺町】

サブファシリテーターを担当させていただきました。活発な対話のある研修となりました。その後のふりかえりも熱気を帯びて、一つひとつがきっかけでご縁がつながることを実感した1日でした。

おかげさまで、これにて仮免卒業。

カードゲームでSDGsを体験し、地方創生を考える
https://sdgslocal.jp/

公認ファシリテーターとして新たな一歩を踏み出していきます。

カモケンラボはじめ、関係者や参加してくださった皆様
ありがとうございます。

ファシリテーター3名のチームワークも心強く感じました!!

当日の様子を簡単にレポートしておきます。

◆0.今回の主催者は


川辺町ですが、企画全般をカモケンラボ(美濃加茂市)が
予算面も含めて主導してくださいました。

おかげさまで、通常は4000円~5000円する研修を
参加費無料で実施できました。

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◆1.『SDGs de 地方創生カードゲーム研修』の目的


全体で共有された目的は、2つ。
SDGsの知識を学ぶことではありません。

・まちづくりに、SDGsの考え方を取り入れることの意味を知る
 
・まちの課題は何か?どうすれば解決できるか?について気づきを得る

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◆2.今回カモケンラボの企画で実施する目的は2つ

・弊社内および周辺市町村の関係者の方に、このツールの有効性を共有し、
 みのかも定住自立圏へと広めるきっかけとしたい。
・東京、大阪、福岡、では非常に広まっているが、東海圏での広がりが弱い。
 加茂圏・関・郡上・飛驒で連携し、岐阜を中心に東海圏での盛り上がりを作りたい。

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◆3.SDGs de 地方創生カードゲームについて:(サブファシリテーター、菊池より)

・SDGsと地方創生のつながりを、知識だけでなく体感できる非常に良くできたもの

・郡上で体験した際は、中学生〜大人まで対等に楽しみながら学び・気づきを得られた

・講座ではなくゲームであることの良さは、モデル化することで現実世界の複雑さか
 ゙適度に排除され、パラメタの中で重要な部分が浮き彫りになっていること。
   → 知識や経験の偏りなく、誰もが気づきを得られやすい。

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◆4.ファシリテーターチーム3人

既知の関わりある3人でしたので、安心感をもって企画運営。
事前事後のコミュニケーションも円滑でした。

4-1 メインファシリテーター:江坂侑氏(関市)

・SDGs de 地方創生公認ファシリテーター
・いなかだから代表
・せき・ビクトリーキッズ会長
・パッションフルーツ生産者
・関市地域おこし協力隊

地方創生を現場でやっているひと

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4-2 サブファシリテーター:菊池拓也氏(美濃加茂市)

岐阜県可児市育ち。
医療系IT企業でWebエンジニアとして3年勤務。
人の健康の前に環境問題に危機感を覚え、
森林文化アカデミーで学び直し。
卒業後、合同会社カモケンラボに入社。
持続可能なまちづくりに貢献したい。
パーマカルチャーのファン。
・SDGs de 地方創生 公認ファシリテーター(仮免)
・情報学修士
・情報セキュリティスペシャリスト
・罠猟免許(ペーパー5年、今年こそ)

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4-3 サブファシリテーター:大西琢也(郡上市)

・1975年生 神奈川育ち 会津10年
・妻、小2(娘)、3歳(息子)

・火起師(ひおこし)・防災士
・【根っこを育む】自然学校(20年)
NPO法人 森の遊学舎 代表理事

・石徹白エコツーリズムと地域起こし支援隊(3年目)岐阜県郡上市
・TVChampion初代サバイバル野人王

・SDGs de 地方創生 公認ファシリテーター(仮免→これにて卒業!晴れて公認)

★行き当たりバッチリ!
★生き物として生きる!


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◆5.参加者は19名

合同会社カモケンラボおよび木曽三川電力みのかも株式会社、
田園社会イニシアチブなど民間以外にも
岐阜県加茂事務所や川辺町、美濃加茂市、七宗町、
富加町、東白川村、郡上市などの職員に参加いただきました。

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◆6.当日スケジュール

12時から会場設営。

13時から15時30分で研修。

※地方創生とは?
※SDGsとは?
※ルール説明
※カードゲーム体験
※ふりかえり
※SDGsの視点 をまちづくりやしごとに活かす”ために。

会場の都合もあり、通常よりもふりかえりの時間は少なめでした。

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◆7.全体の様子

なごやかな雰囲気でスタートしつつ、
4ターンの中で劇的な変化も起きました。

特に3ターン目では、全てのプロジェクトカードが場に回る事態。
行政も民間もお互いに連携する機運が高まっていました。

「大プロジェクトお願いします!」と言う声で、
送りだされる様子も出てくるなど。

一緒にまちを創っていこうという想いが共有されていく瞬間でした。

最後はヒト資源カードも場に全て回るという、
ファシリテーターの江坂さんも初体験という状況。

それだけ対話が活発に行われていた証です。
同時に、民間の役割は1人ずつでしたから、
相談せずに自分だけで動けるという点も影響がありそうです。

何はともあれ、後半へ向かって盛り上がっていった熱気。
みなさんの笑顔が印象的でした。

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◆8.参加者の感想抜粋

・楽しかった!!
・日常生活にどのように取り入れていくか考えていきたい。
・時流に乗った研修で嬉しい。
・SDGsに振り回されているような状況もあるが、できることをしたい。
・後期総合計画に取り入れるために勉強になった。
・官民協働のまちづくりが言葉だけでなく体験できた。
・カードゲームを初めてやったが、事前の知識無くても楽しめた。
・社会にどう実装するかが課題。
・自分の目標を達成できた。
・「金稼ぎではなく、まちづくり」だという言葉にハッとした。
・対話と交流が大切。
・1人ではできなことができる。
・個人では詰まるが、全体のミッションに目が向いたらパラダイムシフトが起きた。

などなど。

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@加藤慎康 さん(カモケンラボ代表)のレポートもぜひご覧ください。
さすがの現状分析や未来構想に共感です。
https://www.facebook.com/shinyasu/posts/10221518446782431

終了後、カモケンラボ関係者にまざり、会場を別にしてざっくばらんに熱く語りあえたことは、
大きな財産となりました。ありがとうございます。

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◆9.中日新聞(加茂版)に記事掲載

「カードで学ぶSDGs」川辺町がゲーム体験会のタイトルで、

以下のように掲載されました!

200826記事ー中日新聞ーSDGs地方創生カードゲームー川辺町

◆10.参考(公式ページ)

カードゲームでSDGsを体験し、地方創生を考える
https://sdgslocal.jp/

SDGsの基礎知識まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2158535959548295401

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◆11.エピローグ~すべてはきっかけ。巡るご縁の流れを未来へ~

たとえば、カモケンラボの加藤慎康さんとは、
ずいぶん前からのお知り合い。

私が2008年~2017年まで住んでいた福島県南会津町を含む地域で、
「奥会津大学」の設立運営に実行委員として携わりました。

今から10年近く前になるでしょうか。
私達は先進事例を学ぶために、当時、加藤慎康さんが学長をされていた
大ナゴヤ大学を視察に訪れました。
https://dai-nagoya.univnet.jp/

様々に親切かつ具体的に教えていただいて、
私達の活動にもとても刺激と活力をいただきました。

石徹白に移住して、昨年、岐阜県の会合で再会。
また再び今ココでご一緒できるとは!?

今回のメインファシリテーターである、えさゆうこと江坂さんとは、
住んでいる市町村は違えども同じく地域起こし協力隊。

昨年、江坂さんの住んでいる関市で開催された
「グラフィックハーベスティング講座」で出逢いました。

噂にたがわぬ表現力や編集力。
今回の当日も豊かな経験から発せられる明確な言葉に、
とても勇気づけられました。
事後のフィードバックも感動ものです。すごい。

このカードゲームを広めるにあたって、
公認ファシリテーターが全国で500人?ぐらいいますが、
岐阜県ではちょっと少ない印象。

約100kmあるけれど、近くに!?住んでいる
私たちで盛り上げていきたいものです。

サブファシリテーターのきくちゃんこと菊池拓也さん。
タクヤつながりでもありますが、
「いとしろカレッジ」の参加者として、
四季を通じて石徹白に来ている時がありました。

私もちょうど引っ越し準備のタイミングで、
なぜかあわ居の駐車場で火起こしを伝授した覚えがあります。

エンジニアから転身して
森林文化アカデミーに通って環境教育なども学び、
卒業時に石徹白へ住んでほしいと思いましたが、
今はステキでパワフルなカモケンラボで活躍している様子。

今回の企画運営の裏方もかなり、的確に丁寧に心配りがあって
実現したものです。
頼りっぱなし。苦笑

そんなこんなの過去からのつながり、ご縁をいただいて、
今回の企画が実現したことに感動です。

そして、また新しい出逢いや再会が、
これからの未来を創っていく一滴になる。

悲観的な危機的な状況からの出発点だけでなく、
私達の命が紡がれてきたことの奇跡や、
出逢いの不思議さから育まれる希望を基盤にしたいと強く願っています。

今ココから。
未来を描くことができるから。

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◆連絡先

各ファシリテーターへ直接ご連絡ください。

みなさんの想いと実践をお手伝いさせていただきます!!

SDGs de 地方創生 カードゲーム 公認ファシリテーター

【大西琢也 連絡先】メール yajinあっとugaku.com

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大西 琢也  TAKUYA ONISHI
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