石徹白Life2360日目【企業研修from台湾】2024年6月5日、WaterOffset活動をご一緒しているフジミインコーポレーテッドの関社長とフジミの台湾拠点から社員6名、
石徹白地区から漁協組合長でありNPO副代表理事の佐々木茂さんが参加して、植樹を実施しました。
この企業研修はフジミ人事部が主導し、社内研修の一環であり、WaterOffset活動の事務局(フジミESG&NPO法人やすらぎの里いとしろ)も企画から協力させていただきました。
当日は抜けるような青空という言葉がふさわしく、氣持ちが良い気候でした。
昼食はいつものマゴエモンで愛農かまどで昔ながらの羽釜を使って炊いたご飯をいただきました。ドリンクも含めて好評でした。
その後は、桂清水で森からの恵みを体感し、冷たい湧水で喉を潤しました。
その後は30年生ほどのコナラの森で日陰のありがたさ、熊が森を作っていること、稚樹たちの様子などを観察したり、
雨量計やポテンシャルセンサーなどの調査が始まっていることについてもフジミ社員から言及されました。
植栽地に登って、強い陽射しを感じつつ、皆伐跡地の再生や笹を剥いだことの意味、現状(笹が繁茂したり、野生動物の爆発的な増加や災害など)に加えて、今後の森づくりの展望などを共有しました。
遠くに残雪が残る白山連峰も迎えてくれ、台湾の方々も楽しみつつ、自分たちが植えた木がその後、どのようになっていくのか10年後もまた来たいと話していました。
最後に「旬の郷土プログラム」として、笹の新しい葉っぱを採取して、笹巻をつくりました。笹の繁茂力には、あまりにも微々たるものですが。。。
笹を巻いていく工程は、助っ人に私の妻にもお願いして、
日本も台湾もそれぞれの社員のみなさんが、
和気あいあいと試行錯誤しながらの夢中な時間となりました。
企画視点で言うと、人間の都合ばかりではなく、笹があると他の草木が生えにくくなるという悪者ではなく、
生態系の中で生かされている私達が何をいただき、何に生かされているのか。
言葉は違えども、生き物目線では同じ場に立っていることが伝わればと思っていました。
ふりかえりは、台湾語、英語、日本語が入り混じるカオスな世界でしたが、
とても和やかにグッとくる言葉や会話、関わりが深まったようです。
研修後は、台湾に戻ってからも、水を大切にしたり、より環境に優しい製品をつくる努力をしたい。自分たちでできることを考えたいなどの言葉が出ました。
「水でつながる命」を、それぞれの暮らしや仕事、関わりの中で意識して、
響きあっていきたいと思います。
夜の焚き火と星空も、みなさん感動されていました。
やー楽しかった。
石徹白地区ならではの自然、人、文化を生かした企業、団体などの研修などについて、
さらなる進化、深化、真価を意識して取り組んでいきたいと思います。
担当された社員の方からも「頼んで良かった」と言っていただき、嬉しいです。
ありがとうございます!
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