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石徹白Life1765日目【愛農かまどの火入式in岐阜県郡上市】

同じ市内ですが、ちょっと南下してきました。8月末に開催した「愛農かまど作りワークショップ」から1ヶ月半余りの乾燥を経て、令和4(2022)年10月18日(火)に使い初めの日を迎えました。

最初の「起火」を愛農かまど伝承者でもある、火起師(ひおこし)大西琢也が棒1本の錐揉式発火法にて、させていただきました。

1度目は火をいただけず、2度目も少し時間がかかり、
恥ずかしげに、炎が現れました。

かまどと同じく、毎回毎度、1つとして同じ火はありません。

蝋燭に移され、施主の岡本よりたかさん&あやさんご夫妻が手を取り合って!?薪に点火しました。


おめでとうございます!!!

かまどを一緒に創った仲間たちや職人さんたちから
拍手が起きて、愛でたさMax!

それから、羽釜で炊いたご飯(オコゲ付き)を堪能し、
1品持ち寄りのかまどパーティーを楽しみました。


かまどの乾き具合や、炎の動き、煙突から出る白煙の出具合を確認したり、
みなさんと火起こし体験をしたり、新しい門出を私なりに祝いました。


美味しい料理でお腹がいっぱいになり、
みなさんの想いで胸がいっぱいになりました。

ありがとうございました。

火を入れる前に、消炭を1つかまどに供えました。

先週、郡上市で行われたカムイノミほか、日本列島のあちこち、
世界中の儀式や焚火の後に残った炭や灰を集めたものの1つです。

一つひとつのかまどが、それぞれの物語を育むこと。
同時に、つながりあい、響きあって、時代を創っていく。

そんなことを願って、火をつないでいます。
これからも。

かまど創りは目的ではなく手段です。
作ったら終わりではなく、新たな始まりです。

火を焚くということは、
私たちにとっていかなるものであるのか。

同じ釜の飯を食う仲間を増やしつつ、
私も学び続けていきたいと思います。

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岡本よりたか さんの投稿

「火入れ」

「火入れ」 今日、キッチンに大西...

Posted by Yoritaka Okamoto on Tuesday, October 18, 2022

「竈門(かまど)」

https://www.facebook.com/yoritaka.okamoto/posts/pfbid04sszQx3KkKYjygz1uoYMnvvxGcRYmhUkFns4BRpCxzAnMqe9WEPvZyfvQMHYiRDwl?cft[0]=AZXsEJEyAROlrJt30OX9QDL9M5LPAexfDA_BnS3O7bulU_KSuwxEgt3tHj8RltbwovK4Dt3EaCNJ8J7qKP_T56Uh34dzYlWdierbVToKYzO5Y2dKOfZv1Hy2ryO-jC_U0Sy1mJf_wOowVqbvy_xKbcRQey-a718qL8--dr8Tl6iE_Q&tn=%2CO%2CP-R

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◆「愛農かまど」とは?
第二次世界大戦の直後から昭和 30 年代は、森林が荒廃し、残り17年で薪が枯渇すると言われ、日々の調理さえ危ぶまれる状況でした。その際、「全国愛農会」が農村生活改善のために開発し広めました。

料理研究家が考案した、燃焼効率の良い構造が大きな特徴です。
ひとつひとつの熱源や排熱さえも無駄なく流れに載せ増幅させながら、最大限に活かすことができます。
そのため今まで使われず森に放置されていたような、少量の細枝で煮炊きができます。

薪ストーブで使うような太い薪は下段のオーブン利用時のみ、数本が必要な程度です。
上段に羽釜を2つ置くことが可能です。片方は焚口があり、3 升の米が約 30 分で炊きあがります。もう片方は煙突へ向かう手前の余熱を利用した弱火調理ができます。お湯を沸かせるので、餅つきや味噌作りに重宝します。下段のオーブンでは肉・魚・野菜だけでなくパンやピザやシュークリームなどを焼くことが
できます。国内外の様々な伝統料理、創作料理、アウトドア料理などをお試しください。

私たちは「愛農かまど」の優れた機能性だけではなく、精神性を伝承し、
私たちが共に生きていくことの意味や幸せを分かち合いたいと思っています。

◆自力制作するには?
設置場所の企画検討、かまど材料や制作道具の準備など、全てをご自身で行うことができます。
※愛農会から制作に必需品の木型と設計図の貸し出しを受けられます。
木型貸出料:1 基 1 回につき 30,000 円 (複製不可)
設計図貸出料:1 基 1 回につき 20,000 円 (コピー不可)
(1 週間以内に返却。別途往復送料が必要です。)
そのほか詳細は (公益社団法人)全国愛農会 事務局に、ご相談ください。
電話番号:0595-52-0108(8:30-17:00)
メールアドレス:ainouhonbu@gmail.com

◆伝承者とは?
愛農かまどの制作技術だけではなく、開発の経緯や最新の知見、精神性を共に育み伝えていく者です。
事前の相談から、現地へ赴いての制作支援やワークショップ講師などが可能です。
伝承者派遣のご依頼は愛農会に連絡して紹介を受けるか、
ご自身で伝承者に直接連絡をとることになっています。

【連絡先】
大西 琢也   yajin@ugaku.com
略歴>>>


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大西 琢也  TAKUYA ONISHI
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