第3章 年齢や職業でキュンポイントは違う?~キスマイBUSAIKU!?ランキング全データから見る女性ごとの特徴〜
アイドルグループKis-My-Ft2のメンバーが演じるカッコイイ男を一般女性100名が評価する「キスマイBUSAIKU!?ランキング」というTV番組の企画。その2019年5月までの全放送回分のデータからカッコイイ男を目指すシリーズです。
※他の記事についてはこちら。
女性の年齢や職業によってキュンポイントは違うのか
「どの女性から見ても」カッコイイ男に憧れて始めたこのキスマイ統計シリーズではあるのだけど、
せっかく回答した女性の職業や年齢まで記録しているので、年齢や職業別の一般女性の回答の傾向もまとめてみた。
年齢による女心の変化
まずは、年齢ごとで女心の変化を見ていこう。
回答者の年代のメイン層である20歳〜39歳を横軸にして、「何をしたか」と「どう感じたか」の内訳を見ていくことにした。
(データの詳細については付録を参照)
「何をしたか」については彼女以外への振る舞い以外の項目は年齢に関する傾向は見られなかった。
次に「どう感じたか」については、いくつかの項目で年齢に合わせて上がったり下がったりといった傾向が見られている。
若いほど高い項目と大人になるほど高い項目の結果をまとめると下のようになる。
・楽しい、ドキドキ、彼女以外への振る舞い、社交的は若い方が高い傾向。
・誠実、かわいい、頼りになる、気が利くは大人になるほど上がっていく傾向。
歳を重ねるごとにドキドキする楽しい恋愛から誠実な恋愛にシフトしていく、というなんとなくイメージ通りの傾向がこのデータからも読み取れる。
あとは、大人世代の方が母性本能をくすぐるようなかわいさへの反応が高いのも確かにそうだろうなという感じがする。
ちょっと意外だったのは、若い世代の方が男の彼女以外への振る舞いを見ているという点と大人世代の方が男に頼りがいやスマートさを求めているという点だ。
若い女性の方がスマートな魅力に惹かれやすかったり、大人の女性の方が周りへの振る舞いを厳しくチェックしてたりしそうなイメージを勝手に持っていたのだけど、これらは僕の勘違いだったようだ。。。
若い世代の代表的なシーン
大人世代の代表的なシーン
職業による女心の違い
職業についてはニッチな職業も結構入っているので、下のように分類してみた。
ここからは、順番にそれぞれの職業の傾向について確認していく。
オフィス勤務の職業(事務系・キャリア系)
まずは、オフィス勤務の職種(事務系・キャリア系)から見ていく。
事務系のキュンポイント
事務系は言葉や口調への反応が多く、気持ちの面では母性本能をくすぐるかわいさや社交性をカッコイイと思うようだ。
じゃあ、同じオフィスで働いているキャリア系の女子はどうなんだ。
キャリア系のキュンポイント
キャリア系は事務系とは違って、言葉ではなく動きに対する反応が大きかった。そして、気持ちの面でも、事務系がオープンな社交性を重視したのとは逆にキャリア系は2人だけ感を重視する傾向があった。
オフィス勤務の職業のまとめ
同じオフィスワーカーでも事務系とキャリア系だと「言葉⇔動き」、「社交的⇔2人だけ」と真逆の結果が出ていて面白い。
オフィスラブは相手の女性が事務系かキャリア系かで恋愛の内容が結構変わるのかもしれない。
事務系の代表的なシーン
キャリア系の代表的なシーン
店舗勤務の職業(販売系・美容系・飲食系)
次にオフィス勤務ではない店舗勤務の職業の場合はどうなんだろう。
販売系のキュンポイント
販売系は、口調に注目しがちで楽しさを重視している。
口調に注目するのがショップ店員の職業病っぽい感じがして面白い。
美容系のキュンポイント
美容系は表情への注目度が高く、誠実さと非日常的なドキドキを重視する傾向がある。
こちらも販売系と同じく、美容を仕事にしているからこそ顔が気になるという職業病的な傾向が見られる。ドキドキしたい一方で誠実さも高いあたりはなかなか堅実な印象。
飲食系のキュンポイント
飲食系は特技に注目しやすく、その場での気が利く振る舞いにキュンとしがちな傾向がある。
飲食業の仕事にとっては気を遣えるかどうかはかなり重要なことだと思うので、これもある意味職業の色が出ている部分なのかもしれない。
店舗勤務の職業まとめ
販売系・美容系・飲食系と見てきたが全部に当てはまる傾向として、自分の仕事で使う部分や気にしている部分は恋愛のシーンでも反応しがちなことが分かった。
仕事で使う部分を気にしている代表的なシーン(販売系:口調)
専門職系の職業(医療系・士業系・教育系)
次に○○士、○○師系のちょっとカタめな専門職の場合はどうだろう。
医療系のキュンポイント
医療系は表情や動きに着目しやすく、かわいさ/頼りがいと私だけ感に反応しやすい。
子供っぽいかわいさと大人っぽい頼りがいという真逆の要素が両方とも高いのが特徴的だ。可愛がりたくなったり甘えたくなったりと場面に応じたギャップを大事にしているのだと考えられる。
士業系のキュンポイント
士業系は口調と動きに注目しやすく、医療系と同じくかわいさと頼りがいに反応している。
士業系も医療系と同じように場面に応じた大人っぽさと子供っぽさのギャップを大事にしているようだ。
教育系のキュンポイント
教育系は表情に注目しやすく、母性本能をくすぐるかわいさと日常的な安心感に反応しやすい。
医療系・士業系とは若干違って、教育系は普段子供と接しているだけあって子供っぽいかわいさにキュンときやすいようだ。勝手なイメージで、普段子供を世話しているからこそ教育系の女性は恋愛の時には甘えたいんじゃないかなと思っていたけど、意外とそんなことはなさそうだ。
専門職系の職業まとめ
カタめの専門職ということで医療系・士業系・教育系を見てきたが、
医療系・士業系は普段の仕事でも役割分担がしっかりしてるからなのか、場面に応じた子供っぽさや大人っぽさのような役割を重視するような傾向が見られた。
医療系のかわいいコメントの代表的なシーン
医療系の頼りになるコメントの代表的なシーン
一方で、教育系については若干違って、恋愛においてもお世話好きな所があるので単純に母性本能をくすぐるような可愛さをアピールするとカッコよくなりそうだ。
教育系の代表的なシーン
珍しい職業(独立系・芸術系)
次は、他に比べると母数が少なかった独立系や芸術系を見ていく。
独立系のキュンポイント
自営業等の独立系は彼女以外への振る舞いに注目しやすく、社交性や楽しさに反応しやすい。
オープンに恋愛を自由に楽しむ感じがイメージ通りに出ている結果となった。
芸術系のキュンポイント
芸術系は口調や言葉などの言葉周りに注目しやすく、私だけ感に反応しやすい。
こちらも二人の世界で愛を語り合っているイメージがそのまま結果にも現れている印象だ。
珍しい職業まとめ
独立系と芸術系と見てきたが、珍しい職業はなんとなくイメージ通りの結果だった。
自らその道を目指さないとなかなか就けない職業であることもあって、性格は比較的職業イメージに近づきやすいと思われる。
珍しい職業の代表的なシーン(芸術系)
その他(学生・フリーター系・主婦)
最後に、学生・フリーター系・主婦といった、仕事が生活の中心ではない人々に移る。
学生のキュンポイント
学生は表情に注目する傾向があり、楽しさに反応しやすい。
学生についてはそもそも全体的に年齢が若いので、前半で行った年齢別分析の時の若い世代の特徴とだいたい同じだと思っておけば問題なさそうだ。
フリーター系のキュンポイント
フリーター系は特技に注目しやすく、誠実さと非日常的なドキドキに反応しやすい。
普通の人ができないような特技ができて誠実かつドキドキさせてくれる、となると少女漫画に出てくる王子様みたいなタイプしか思いつかないが、そういうタイプがフリーター系は好みなのかもしれない。
主婦のキュンポイント
主婦は特技に注目しやすく、気が利く振る舞いに反応しやすい。
飲食系にとても近い結果になっている点が特徴的だ。
主婦も飲食業並みに気を遣うことが大事な職業と言えるのかもしれない。
その他のまとめ
最後に学生・フリーター系・主婦と見てきたが、それぞれでライフスタイルが違うこともあり、三者三様の実績になった。
学生の代表的なシーン
職業別のキュンポイントまとめ
ここまで長々と職業ごとに分析結果をまとめてきたが、職業ごとのキュンポイントをまとめると下のようになる。
いや、なんかそれっぽいな!
これは完全に女心を解き明かした感がすごい。。
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