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ペインティングナイフの使用感を上げるために使っているアイテムとは

絵を描く時、自分はペインティングナイフという画材をよく使います。
ペインティングナイフっていうのは絵の具を練ったり、色を混ぜたり、それを使って絵を描いたりできるヘラみたいなもの。

これは自分のナイフレギュラーたち

こんなやつです。
自分が描いている宝石作品はほぼ全てこのナイフで描いています。

そんなペインティングナイフですが、自分のものには少し特徴がある。
何かというと、ナイフの端が少し擦れているんですね。

ちょっとわかりにくいけど、擦り傷がついています。

これ、自分なりのこだわりから生まれている擦り傷なんです。

どういうことかというと

ペインティングナイフって、使っているとヘラの厚みの部分(0.3mmくらい)に若干ですが絵の具が固まるんです。

ここに、絵の具がかたまっていると、使っているときにその絵具がとれてしまって、余計な線や塊が絵の中に入ってしまうことがあるんです。

これを改善したくて、導入したのはスポンジやすりでした。

ナイフをヤスリに擦り付けるの図

こうやって、スポンジやすりにナイフを擦り付けてあげることで、固まった絵の具がとれて、毎回綺麗な状態で使うことができるようになりました!

小さなことだけど、この行動を挟むことで、毎回綺麗に絵具を扱えるので個人的にはすっごく大切な工程です✨

あと、ナイフは使っていくと、だんだんと削れてきて鋭利になっていくので、それを抑止する効果もあります。(ナイフで指を切ると、マジで痛いんです。)

毎回ルーティンで行うので、今は無意識でギコギコやってる時もあります 笑

今日は、そんな自分の小さなこだわりを紹介してみました。

他にも、色々と自分なりにこだわりを持ってメンテナンスしている部分はありますが、自分が感じる小さな違和感を細かく改善していくと、制作自体がスムーズになるので、結果的に作品にもいい影響が返ってくることが多いように感じます。

皆さんは、画材に対するこだわり、ありますか?

他の人は、「どうでもいい」って思うけど、自分はこここだわってるんだ!っていう部分、僕はすごく大切だと思っています。

それは、他の人がこだわれない部分でもあるので、そこが個性につながっていくと思うからです。

思考の柔軟性も必要ですが
自分がこれは大事だよな!と思うことは、時には頑固に貫いてもいいんじゃないかな〜と思っています。

と、話が逸れてきました。

では、アトリエで絵を描いてきます。
本日も、いい一日を!

TAKUYA YONEZAWA

【本日の補足】

僕が使っているペインティングナイフ2選

こちらを参考にしてください〜

鉄製なので、メンテナンスは必要だけどすごく使いやすい!
刃の部分は硬め。
自分の好きな角度で、絵の具を乗せやすくて愛用中。
(画面と並行に動かしやすい)

ペインティングナイフの使い方については、過去にこんなつぶやきもしました〜


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