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お酒の話(キュラソー)

キュラソーとは

 主にビターオレンジの果皮を中性スピリッツやブランデーに浸漬、蒸留、加糖したリキュール

キュラソーの歴史

キュラソーの起源

 南米ベネズエラの北沖 キュラソー島(オランダ領)からオランダ人がオレンジ(ララハ)をオランダに持ち帰り、オランダ本国で製品化したとされている。ララハは苦みがあり、果肉が食用に向かないことから果皮が香りづけとして用いられている。
 ※製造の起源はデ・カイパー社やボルス社ともいわれている。

オレンジの起源

 キュラソー島は1499年にアロンソ・デ・オヘーダ(スペイン)とアメリゴ・ヴェスプッチ(イタリア)が発見した。その後16世紀頃、スペイン探検家がセビリア産オレンジを持ち込んだのが起源とされている。

キュラソーの種類

ホワイトキュラソー
 基本的に少し白く濁った無色透明である。

ブルーキュラソー
レッドキュラソー
グリーンキュラソー

 など、種類は複数あるがホワイトキュラソーを着色したものである。
キュラソーの中でも甘みが少ないものは「トリプル・セック」とも呼ばれている。トリプル・セックは元々「コアントロー」の商品名であったが、評判により類似品が増えたため第二次世界大戦後、コアントローに商品名を変更した。

☆参考HP


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