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つれづれなるままに日ぐらし

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お酒の話(シャリュトリューズ)

シャリュトリューズとは 約130種のハーブや薬草を原料としたリキュール(エリクサ:霊薬)  「リキュールの女王」と呼ばれる。 シャリュトリューズの歴史 1605年 フランス王アンリ4世の寵妃ガブリエル・デストレの兄、デストレ元帥が錬金術師より譲り受けたとされる「長寿の霊薬の製法」という手稿をラ・グランド・シャリュトリューズ修道院の前総長の依頼でレシピを譲り受けたシャリュトリューズ修道院の修道士が研究。1737年に治療薬が完成、その後1764年にエリキシル・ヴェジタルが作ら

    • お酒の話(ピスコ)

      ピスコとは 南米チリ、ペルーで作られるブドウを原料とした蒸留酒  ※原産地呼称(D.O.)により、チリ、ペルーでは論争が起こっている。(日本ではピスコ・ペルー、チリ産ピスコなどと呼ばれる) ピスコの定義 今回はペルーとチリそれぞれの定義を紹介します。 ペルー産ピスコの定義 ・ブドウ品種は8種  芳香族4種(アルビーチョ、イタリア、モスカテル、トロンテス)  非芳香族(ケブランタ、ブラックカラント、ウビナ、モラー) ※アロマティコ、ノン・アロマティコという表記もある

      • お酒の話(ジン)

        ジンとは 農作物(穀物・果物)由来のベースピリッツにジュニパーベリー(セイヨウネズの実)をボタニカルとして加えたアルコール度数37.5%以上の蒸留酒  元々はオランダ(旧ネーデルランド)にて薬酒(消炎剤/解熱剤)として作られたイエネーフェル(オランダ語:Jenever)が原型とされています。その後ライデン大学医学教授 シルヴィス博士がジュネヴァ(フランス語:Genievre)のレシピを開発したといわれている。 ※ジュネヴァの言葉の出現記録や、酒税への改正など年代が合わない事実

        • お酒の話(シェリー酒)

          シェリー酒とはシェリー酒はスペイン最南部アンダルシア地方で作られる酒精強化ワイン(フォーティファイドワイン)で白ワインの一種となります。 シェリーは英語表記(Sherry)であり現地スペインではビノ・デ・ヘレス(Vino de Jerez)と呼ばれ、フランス語ではケレス(Xerez)となります。そのため原産地呼称(D.O.)ではヘレス=ケレス=シェリーとして登録されています。 シェリー酒の地域シェリー酒はスペイン最南部アンダルシア地方でも限られた地域で作られています。3

        お酒の話(シャリュトリューズ)