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SNSの使い方
SNSにはいろんな使い方がありますよね。
情報を収集する、自己表現の場として使う、新しい世界を知る、同じ趣味の人と繋がる、心情や心象風景を言語化してみる、ファンや友人にメッセージを届ける、イベントやプロジェクトを知ってもらう、チケットや作品を販売する、広告収入を得る・・・
どれがいいとか、そうじゃないとかではなく、
いろいろあるほうが健全で、自由で、豊かで、
SNSにその人らしさが反映されて、おもしろいなぁ、と。
ここ最近、特にツイッター(X)なんかは、「個人の表玄関」としての意味合いが大きくなってる気がします。
僕が、ツイッターをきちんとやろう、と意識的になったのは、
格闘家のストラッサ―起一選手の影響です。
それまでは何も考えずにツイッターで情報発信をしていて。きちんとやる前は、フォロワー数も1200くらいだったのですが。
ある時、ストラッサ―起一選手と話をする中で、
「二重作先生、これからはツイッターをきちんやったほうがいいです」
という言葉をもらったんですね。2019年のことです。
彼とはいつも「ホントの話」しかしません。真剣勝負では、ホントの上に積み重ねていかないと、間違ってしまうからです。そういう間柄だからこそ、僕も、彼の言葉を真っ直ぐに受け取ることにしました。
こうなると面白いもので、ツイッターは僕の中で「ストラッサ―起一選手が薦めてくれたSNS」に書き換わり、「彼の気持ちにこたえたい」という気持ちが芽生えました。ありがたいですね、仲間って。
そんなことがあって、ちゃんとやるぞ、と決めたとき、「どうやって使っていこうか?」と考えました。つまり自分にとってのツイッターの意味を明確にすることにしました。
その頃、というか、今もですけど、
僕は自分の書いた文章を読み直したとき、
・同じことを複数回言っている
・説明が冗長になりがち
・引き算が苦手、盛り込み過ぎて文章の焦点がブレる
・読者の想像力に委ねられていない
・似たような表現を使いまわしている
などなどの問題点を抱えていました。
これ、書き手としては、結構致命的です。職業柄、専門用語を患者さんに理解してもらわなきゃならないので、ある言葉を出すと、その言葉を平易に説明する、ということをやらなければならなくて、その習慣もあって、手数(言葉数)がどうしても増えてしまうのです。(このような言い訳も、長い)
なので、もっと言葉をタイトにする必要がありました。僕の中で「言葉を磨く場としてのツイッター」と再定義して、現在に至ります。
つまりSNSを「弱点克服の道場」としたわけです。あくまで実力向上が目的だから、フォロワー数とかで一喜一憂することがありません。タイトで、自分の及第点をクリアした文章が書ければ、それがいちばん。そんなスタンスなので、飽きっぽい僕でも、なんとか継続できています。
とはいえ、ツイートや記事、動画などが誰かに届くのはメチャクチャ嬉しいです。またツイッターでのつながりがきっかけで、いろんな現実がグワンと予想外に動くようになりました。ありがとう、ストラッサ―起一選手。
というわけで、SNSが続かない、何を書いていいかわからない、という人に向けて、「SNSを道場と考えたらどうだろう?」という提案を、140文字以上でさせていただきました。
長文読んでいただき、ありがとうございます。