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言い訳の天才

「なんでもいいから合計500回、毎日運動する」と決める。

最初の数日はいいさ。問題はマイブームが去った後だ。

「うーん、今日はいろいろアポイントもあるしな、やめとこうかな」

とか

「500回の日と、200回の日があってもいいんじゃないかな」

とか

「もしかして、キミは言い訳の天才なんじゃないか?」

と自分にツッコミたくなるような「声」が聞こえてくる。

そこで「歯を食いしばって何が何でも500回やる!」を積み重ねると、どうなると思います?

歯がボロボロになる。そりゃそうだ。

歯を食いしばるのは、バーベルスクワットでMAXの重量に挑戦するときだけでいい。

というわけで、昨日の僕は、自分が決めた500ルールを200しかやらなかった。寝落ちしてしまったらしい。(僕は昨日、ではなく、昨日の僕は、である。ここ、静かに重要。)

そして「昨日までの僕」ならきっと「今日こそは500やるぞ」というストーリーにしていただろう。

でも、今日はなぜか違うストーリーが頭に浮かんだ。

「マイナス300が今日の僕」の認識に変えてみた。

この300の【運動負債的なもの】を、「今日以降の僕」が、「昨日の僕」に返済すればいい。550に増やして6日でやってもいいし、600に増やして3日間でもいい。

数は増えるが、この事態を招いたのは、誰でもない1月12日の「昨日の僕」。であるならば、550や600をやることで、「500の捉え方」意もきっと変わってくるはずだ。

誰が決めたわけでもない、500ルール。なんとか約束を果たす。できるやり方でリカバーする。

今日の僕よ、明日の僕よ、よーく聴け。(読め)

誰かに強制されたくないんだったら、自分で決めたことぐらいやろうじゃないか。「自信」とは「やみくもに自分を信じる」ってことじゃなく、「自分との約束を守り、信じられる自分になる」ってことだぜ。

PS. 拙書『強さの磨き方』、地味にジワジワ、届いているようですー。







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