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師も走り回る、12月
師も走り回る、12月。
「今年のうちに終わらせて、スッキリした形で新年を迎えたい」
「1年間、大切に過ごして12月に大団円を向かえたい」
そんな想いが反映されるのかな、と思う。
おかげさまで僕もたのしく走り回っている。
12月はプリンスイベントPurple Universityを2回(9日と15日)開催したのだが、「何かが変わるかも知れない」と思えることがあった。
ひとつは俳優の七味まゆ味さんが来てくださったこと。マイケル・ジャクソンファンである七味まゆ味さんの「初プリンス」。七味さんが感じられた真っ直ぐな言葉が、プリンスの新しい魅力に気づかせてくれた。それにしても、七味さんの場の空気への馴染みかたっていつもながらすごい。その場にいるだけで、雰囲気が和らぎ、皆がピースフルな感じになる。しかもそれが自然体なんだ。なんかそういうところ、流石だと思った。
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もうひとつは、noteやTwitterXでも交流させていただいている、エッセイストのゼロの紙さんがニューパワースタジオへ来てくださったこと。ずっとお逢いしたいな、と思っていたんだけど、遂に念願叶い、その日を迎えた。
いつも美しい言葉を発してくださるゼロの紙さんと、プリンスを楽しみながら交流する。静かに彼のサウンドが身体に、心に、じわじわ浸透していく。そんな中「パープルレインはゼロの紙さんと初めてお会いした時の曲」というヒストリーがまた加わった。こういうのって最高だなぁ。
とにかく僕がプリンスイベントを開催するにあたりとても気をつけていること、それは「誰かが不快な気持ちにならない」だ。
あまり聴いて来なかった方、初めてプリンスを聴くような方が、疎外感を感じてはいけないと思うし、そういう人たちを置いていかない、ウェルカムな雰囲気が大切だと思っている。
ニューパワースタジオに集まってくださるみなさんは、そのあたりの感覚をよくわかってくれていて、優しき配慮がいろんなところにあって。改めて水平で、自由を感じされる場として育てていきたい、と思った。
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そして12月16日。
これまたずっとお逢いしたかった、アーティストのたなかあずささんの個展に行ってきた。TwitterXにてお見かけした絵画の引力が凄まじくて。
生命の投影にさえ思えた。
「あああ、この人ガチだ」
と僕は感じたわけだけど、超ラッキーなことに、たなかあずささんも僕の発信に何かを感じてくださったらしく、今回の個展の招待状をわざわざ送ってくださった。
実際にアート、そしてご本人にお会いして、嬉しいことにしばらく会話させていただいた。どこで「ここで終わり」とするのか、なぜ蝶や蝶がモチーフとして出てくるのか、などなど、初めてお逢いするにも関わらず、どストレートな質問をさせていただいた。でも、たなかあずささんは、笑顔を絶やさず、真摯にこたえてくださった。
そんな会話の中で、
「二重作さんはなぜ明るく楽しそうなのか?」
という質問をいただいた。
少し考えてから、僕は口を開いた。
「会いたい人には会うけれど、苦手な人、攻撃的な人には会わないようにしているからです。会いたい人に会えば、明るく楽しいから」
質問のおかげで、今までなんとなくそう感じてたことを、初めて言語化できたような気がした。
いろいろと慌しい12月。
そんな中、心ゆたかに過ごせるのは、心ある人たちと交流しているからだ。時間を共有してくださるみなさんに心からの感謝を。
そして怒涛の12/16池袋でのイベントについては近日公開。
PS ジワジワつながる、人と書と。