広義の勝ち
このようなツイートをしてみた。
「勝ち負けじゃない」は、たしかに言葉としては耳障りがいいけれど、
現実場面において「勝ち負け」を少し意識したほうがいい場面もあると思う。
たとえば「選ばれる」ということ。
「今度、一緒にどう?」と声がかかるのもそのひとつだろう。
これも勝負に勝ってるわけでもないし、何か点数がついたわけじゃないけど、おそらくは複数の中で選ばれたということで。
いわゆる「勝ち」ではないけど、「広義の勝ち」といっていいのだと思う。
「今度、一緒にどう?」の内容は、「スタバに行こうよ」から「新しいプロジェクトを一緒にやらない?」「ロックバンドやって売れようぜ!」「海賊倒して金銀財宝を山分けだー」までさまざまだけど、
生活が懸かるとか、その後が大きく変わるような「今度、一緒にどう?」もあるだろう。そんな時は「勝ち負けじゃない、勝つしかない」ってことになるのかな。
では、どうやったら選ばれるのだろう?
と考えると、
やっぱり「あいつとは一緒に行きたくない」と思われるような要素を減らしていく、ということが大切なのだと思う。結局のところ「勝ちに向かう」には「負ける可能性を減らす」ことしかできないように。
「勝ち負け」というと、ついスポーツや、戦争や、競争の話のように思ってしまいがちだけど、日常の場面の中にも「広義の勝ち、広義の負け」は、たくさんあるし、「勝ち負けじゃない、と思いたい気持ち」も生じやすいものだから、しっかり自分の心を観察しようと思う。