始めない限り、始まらない。
大きなことはできなくても、やりたいことならきっとできる。
「やりたいかどうか」
自分への問いはそれだけでいいと思う。だって、できるかどうかを考え始めたら、できない要素が次から次に見つかってしまうじゃないか。天才的に見つかるぞ。
でも「できない理由」と「やらない理由」と安易にイコールで結んだら、「できない人」じゃなくて、「やれない人」になってしまう。
それはちょっと嫌だよな、と自分にしょっちゅう確認している。
前に、「僕なりに故郷に恩返しをしたい」ということをnoteに記述した。
前橋ブックフェスの糸井重里さんの挑戦、そして山形県酒田市での白崎映美さんの挑戦。この2つを目の当たりにした僕は、
「もし僕なら何をどうするだろうか?」
の問いを立ててみた。
今の僕に偉大なる先輩方と同じことができるわけがない。規模も、影響も、蓄積も、何から何まで違い過ぎる。それをいちばんわかっているのも、やはり僕自身なのだ。
でも、始めない限り、始まらない。
そうだ、始めることなら、僕にもできる。
そこで北九州市役所で要職にある母校の後輩、正野さんに連絡を取ってみたところ、現在、北九州東京事務所で頑張ってる後輩、山本さんを紹介してくれた。やはり「人は城」だなと実感する。
早速、有楽町で未来会議を行い、新しいプロジェクトのスタートが決まった。
ひとつは北九州の魅力を東京に、全国に伝える情報発信の開始。具体的には北九州東京事務所公式You Tubeでコンテンツを制作していくことになった。
北九州は「パンチパーマ発祥の地」であり「プリンスが初めて九州公演を行った場所」である。スポーツ、武道が盛んで、昭和プロレスの立役者、渕正信さん、デビル雅美さん、高野拳磁さん、ジョージ高野(ザ・コブラ)さんらも輩出。ロバートの秋山さん、ロバート馬場さん、原口あきまささん、175R、林家きく麿師匠などなど、いろんなジャンルで活躍している。
「焼きうどん」「資さんうどん」「シロヤのパン」「ふじしまの天ぷら」「洋菓子のさかえ屋」などなど、ご当地グルメも多く、新幹線で小倉駅をスルーして博多に行き急ぐにはあまりに勿体ない都市だ。
馬関戦争とき、いまいち士気の低かった幕府軍が、高杉晋作の奇兵隊にボコボコにやられた時に使用された小倉城もある。北九州の台所と呼ばれる旦過市場(たんがいちば)なんて、2022年には4月、8月も火災が発生した。いくらなんでも燃え上がり過ぎだと思うが、行けば楽しめる名所はたくさんある。僕ももっと知りたいし、もっと知ってほしい。
もうひとつは、有楽町駅前、交通会館にある北九州東京事務所の有効活用。ぜひイベントなどやってほしい、という話もいただいた。
全国でも最も地価の高い駅前の一等地を使わせてもらえる。これってすごい可能性を秘めているお話なので、北九州を愛する東京近郊の人たちと、これからいろいろ計画していけたらいいな、と思う。
というわけで、
大きなことができるわけじゃないけれど、
はじめることならきっとできる。僕にもね。
新しいプロジェクトもよろしくお願いいたします。
またひとつ、強さを磨ける機会をいただきました!
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