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過熱するSNS
毎日、いや、毎時間、毎分、ネット上には膨大な情報が増え続ける。
情報を誰かにキャッチしてもらうためには、超短時間でその情報が受け手に届かねばならない。その結果、ネットには
より過激に
より攻撃的に
よりセンセーショナルに
よりスキャンダラスに
アレンジされた文句が躍ることになる。
とくにYou Tubeのサムネイルにはそれが顕著で、「誇張された画像」に続いて、よく知らない人にお金を払わせる誇大広告がオンエアされる。
短めの動画なんかもそうだ。
小さな子供同士が思いっきり胸部や腹部を殴り合ってるカラテの練習動画が次から次へと出てくる。
何百回も言い続けてるけど、骨格がまだできていない子どもの心臓への外力は危険である。だけどその空間ではそれが「一生懸命の価値基準」らしい。
子どもが安全な範囲で技術練習してる動画ならまだわかる。
でもガチスパー、道場内で必要?
命の危険が宣伝材料ってどういうことよ?
目立てばいい
再生回数が増えればいい
売れればいい
お金になればいい
本来の目的から大きく外れた領域ばかり過熱している気がする。
僕のSNSでもやはり「安全への言及」よりも「危険への攻撃」のほうが拡散される傾向がある。ほんの少しでも空気を変えられたら、と思っているのだけど、まだまだ道のりは遠く、険しい。
僕にできることってあるのだろうか?
過熱に対して、過熱は効かない。(そうなれない時もあるけれど)少なくともポジティヴな希望、楽しみ、可能性、感謝、そういったものをWEB上に置いていきたい。
noteをご覧のみなさま、ここまで辿り着いてくれて、ありがとう。読んで反応してくれる人がいるから、立ち上がれます。
・煽り文句を書きたくなかった。