活動を通して、日本の子供たちにも物の大切さを感じて欲しかった。
以前にカンボジアへの送る物資をサッカー教室を行い、集めました。
集める方法としては栃木県の日光市でサッカーの普及活動をしていた知人のクラブに協力を依頼し、サッカー教室を開催させていただきました。
参加費は無料。その代わりとして、子供達には参加費の代わりに不要になった衣服や靴を持ってきてもらいました。
僕がモンゴルでプレーをしていた時の友人にも協力をしてもらいました。
またこの活動から僕らアジアでプレーするサッカー選手の認知度も少しでもあげたかったです。こうした道もあるんだよ、と子供たちに知ってもらいたかった。
そして僕ら選手も子供達との触れ合いから選手としてプレーする意義を感じさせてもらいました。
やはり、サッカー選手は憧れであり、夢を与える存在だと思います。
だからこそ、僕らもそうした活動を積極的に、できる範囲でいいから取り組むべきだと思うのです。
そして、これから僕が取り組みたいことは「どこかのだれか知らないサッカー選手」からの脱却です。
子供達との触れ合い、トレーニングの指導、疑問への返答などから、彼らに知ってもらい、より身近に感じてもらい、ワタナベタクヤという人間をしっかりと理解してもらい、ともに成長していきたい。
何千、何万人という子供の夢にはなれないかもしれないけれど、目の前で、そして携帯やパソコンの前で僕に疑問を投げかけてくれる子供達の憧れ、夢の存在にはなれるかもしれない。
ならなければいけないと思ったのです。今だからこそできることがあるから。