失敗をさせるために手を出さないと言う考え方
こんにちは。
サッカーフットサルトレーナーの梅田です。
子供達を成長させようと考える時に、
子供たちはどのようなタイミングで成長するのでしょうか?
・何かを教えてもらったから成長する
・支援してもらったから成長する
こういったタイミングでも成長はしますが、
本質的に成長するときは失敗したときと考えています。
教えてもらってできるようになると言うことは確かにありますが、
意識が薄いうちは、できたりできなかったりという状態になります。
これが自分で失敗を経験して、「もっと良くしない」と感じた時に、
初めて意識が高まり、本格的に成長しようとするように感じています。
そういった意味では、「意図的に失敗を経験させる」ことは非常に大切になります。
・あえて口を出さない。
・あえて手を出さない。
という感じです。
一方その逆はどのような感じでしょうか?
・すぐに助言をしてしまう。(失敗しないように)(上手くできるように)
・すぐに手を出す(失敗しないように)
このような状況が繰り返されると、
誰かが手を差し伸べてくれるのは当たり前なんだ、誰かがサポートしてれるのは当たり前なんだ、という感覚が身についてしまいます。
もちろん、小学1・2年生のうちから、手出し口出しなしで全てをやると言うことは難しいので、
その程度は段階的に減らしていく必要はあります。
しかし、段階的に減らしていこうと思わないと、
ずっと、手出し・口出しを続けてしまいます。
それではいつまで経っても、子供は失敗の経験を積めず、
成長の機会を失ってしまいます。
スポーツは、「自立を促す」という側面も持ち合わせています。
最終的には自立していない選手は、活躍することができないからです。
関わる程度を徐々に減らしいき、子供が失敗しても、
うんうん、良い調子。と思うくらいで見守ってあげれる器のようなものは大事なのかなと感じています。
私自身もうまく程度の調整をしながら関わっていければと思っています。
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